三瓶、長友佑都の専属シェフをわずか2カ月で辞退…キャイ~ン・天野ひろゆきが叱責した「理由にならないやめた理由」とは

ロシアW杯アジア最終予選を観戦する、平愛梨と三瓶(2017年)

5月18日放送の『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告』(テレビ東京系)で、「一世を風靡した芸人 最近何やってるの?SP」を放送。「さんぺ~です」のギャグでお馴染みの三瓶さんが出演していました。

平愛梨さん・長友佑都さん夫妻と友人である三瓶さんは、長友さんがトルコのサッカーチームに所属したとき、「もし覚悟があるのであれば、トルコでご飯作っていただけませんか?」と専属シェフのお誘いを受けたことを明かしました。

三瓶さんは長友さんからの誘いを引き受け、2019年にトルコに渡りました。しかし4日でホームシックにかかってしまい、わずか2カ月で帰国してしまいます。

長友さんに「思っていたのとちょっと違うんですけど」とやめたい気持ちを正直に伝えると、長友さんは「え?」と驚いていたそうです。

しかし最後は「それは三瓶さんの人生なので強く止められない」と快諾してくれたと、当時を振り返っていました。

筆者は以前、トルコから帰国後の三瓶さんにお話をお聞きしています。

レギュラー番組だった『もしもツアーズ』(フジテレビ系)を、トルコに移住することで卒業。その際は、同番組MCでプライベートでも親交の深いキャイーン・天野ひろゆきさんから餞別にペティナイフをもらうなど、三瓶さんはあたたかく見送ってもらっていました。

そんな公私ともにお世話になっている天野さんに、三瓶さんは心中を打ち明けます。

「自分のなかではやめることは決めていて、報告みたいな感じで伝えたんですけど、いろいろな人に迷惑をかけたことに対して怒られました。『先が見えてないし、考えが甘いし、覚悟が足りてない』と」

三瓶さんは天野さんに、ホームシックでやめると話しました。すると……。

「『そんなのはやめる理由にならない』と、ちゃんとした正論を言われました。天野さんは『信じられない』といった顔をしてて……納得はしてなかったですね(笑)」

トルコに渡って、サッカー日本代表選手の長友佑都さんの専属シェフになるという大きな仕事を、わずか2カ月で「やめる」ときっぱり言える三瓶さんのメンタルの強さには驚かされました。

ほんわかした癒し系の芸風からは想像がつかないと思いますが、実はこういった性格も持ち合わせているのが「さんぺ~です」。

インタビューマン山下
1968年、香川県生まれ。1992年、世界のナベアツ(現・桂三度)とジャリズム結成、2011年に解散。同年、オモロー山下に改名し、ピン活動するも2017年に芸人を引退しライターに転身。しかし2021年に芸人に復帰し現在は芸人とライターの二足のわらじで活動している。

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