[ビリャレアル(スペイン) 19日 ロイター] - サッカーのスペイン1部は19日、各地で試合を行い、久保建英の所属するレアル・ソシエダードは敵地でベティスを2─0で下し、来季の欧州リーグ(EL)出場権を獲得した。
ソシエダードは試合開始早々にブライス・メンデスがゴールを決めて先手を取り、前半終盤にミケル・メリノがリードを広げた。久保はベンチ入りしたものの出番はなかった。
この勝利で勝ち点を60に伸ばしたソシエダードは、ともに残り1試合の7位ベティスとの差を4ポイントに広げ、EL出場圏内の6位を確定させた。
今季優勝のレアル・マドリードは敵地でビリャレアルと点の取り合いとなり、4─4のドロー。この結果、勝ち点は94にとどまった。
試合後、カルロ・アンチェロッティ監督は「必要ではないので、勝ち点は目標ではなかった。目標だったのはリズム、強度を持っていいプレーをすること、けがを避けることだった。全て完璧だった」と話した。
なお、ビリャレアルではアレクサンデル・セルロートがこの試合で4ゴールを奪い、今季23得点で同ランキングトップに立った。
カディスはラスパルマスとスコアレスドローで降格が決定し、グラナダ、アルメリアとともに来季は2部でプレーする。