小島よしおさん、海パン疾走…骨折で治療中「でもそんなの関係ねえ」 福井県あわら市のマラソン大会にゲスト出演

1.5キロ親子1年生以下の部で、子どもたちと走る小島さん(中央)

 福井県あわら市の旧金津町市街地などを舞台に5月19日に行われた第21回市トリムマラソンは、声をかけ合い励まし合う親子や夫婦、“自分と闘い”マイペースを保つベテラン、記録更新を狙う本格派の姿があった。

 ゲストランナーのお笑い芸人、小島よしおさんはトレードマークの海パン姿で、1.5キロ親子1年生以下の部に出場した。沿道の声援にギャグの「ピ~ヤ~」で応えたり、一緒に走る子どもに「頑張れ」と声をかけたり、市民らと触れ合い、笑いを振りまいていた。

 1カ月ほど前に右足小指付け根を骨折し治療中だったが「トリムマラソン出場を目標に治療を続けていた」と予定通りの参加となった。

 開会式では、医師から2カ月間は走るのを控えるように伝えられたものの、「そんなの関係ねえ!」と一蹴したエピソードを笑いを交えて披露し、出走前のランナーたちをリラックスさせた。最初に出走する10キロのスターターも務め、大忙しだった。

 「沿道の声援が温かく、あわらの風を感じながら走ることができた」と笑顔。「ぜひ家族で遊びにきたい」と話した。お笑いライブも行われ、疲れたランナーを笑いで癒やした。

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