G-7ホールディングス、「業務スーパー」を運営するボン・サンテを子会社化

神戸物産が展開する「業務スーパー」加盟店の最大手G-7ホールディングス(兵庫県)は、5月13日開催の取締役会において、エルアイイーエイチ(東京都)が所有するボン・サンテ(東京都)の全株式を取得し、子会社化することを決議し、エルアイイーエイチとの間で株式譲渡契約書を5月14日付で締結した。

G-7ホールディングスは、子会社を通じてフランチャイジーとして業務スーパー事業を展開しており、3月31日の時点で、北海道に15店舗、首都圏に73店舗、中部圏に43店舗、近畿圏に34店舗、九州圏に26店舗の合計191店舗を運営している。一方で、ボン・サンテは首都圏を中心に「業務スーパー」を展開しており、現在埼玉、千葉、東京、神奈川に15店舗を有している。

同社はボン・サンテを子会社化することで、「業務スーパー」の店舗拡大を図り、首都圏における業務スーパー事業において多くのシナジー効果が期待できることから、本株式取得を決定した。

なお、エルアイイーエイチはボン・サンテを吸収分割会社とする会社分割を行い、食肉事業を新設会社に承継させ、ボン・サンテは業務スーパー事業のみを行う会社となる予定だ。

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