地域、世代超え快走 東京→糸魚川ファストラン・クラシック 風光明媚な232キロ駆ける 全国から234人エントリー

ゴール地点付近では互いの健闘をたたえ合い、記念写真を撮る参加者が目立った(18日)

長距離サイクルイベント「東京→糸魚川ファストラン・クラシック」(同実行委員会主催、駿台自転車倶楽部協力)が18日に行われた。全国から234人のサイクリストがエントリーし、山梨県山梨市から糸魚川市までロングライドを満喫した。

長い歴史を持つサイクルイベント。53回目の今回は山梨市の万力公園を出発して富士見峠、諏訪湖、塩尻峠、道の駅小谷などを抜け、糸魚川市大野のホテル國富アネックスでゴールする総距離232キロのコースで実施した。

参加者は居住地はもちろん、年代も10代から70代までさまざま。18日の明け方から出走し、昼前から夕方にかけて続々とゴールを迎えた。ゴール地点付近では互いの健闘をたたえ合い、記念写真を撮る姿が目立ち、地域や世代を超えて交流の輪が広がっていた。

表彰式は19日にホテル國富アネックスで行い、入賞者らのあいさつなどで盛り上がった。7時間02分00秒のタイムで総合1位に輝いた成毛千尋さん(36、東京都)は、「(同イベントは)人間ドラマがあり、風光明媚(めいび)な景色をいろいろ見られるのが魅力」と充実した表情で話した。

ロングライドを満喫する参加者たち(18日)
表彰式の様子(19日)

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