ダルビッシュが日米通算200勝達成 記録づくめの好投で快挙

【パドレス9-1ブレーブス】@トゥルーイスト・パーク

日本時間5月20日、パドレスのダルビッシュ有が7回無失点の好投でシーズン4勝目を挙げ、日米通算200勝のマイルストーンに到達した。ダルビッシュは7回9奪三振無失点の好投で、25イニング連続・4先発連続の無失点登板(自己ベスト)。打線もダルビッシュを援護し、3本塁打が飛び出して大量の9得点を記録した。ダルビッシュはこれで野茂英雄、黒田博樹に続いて3人目の日米通算200勝達成者となった。ダルビッシュに4勝目、3回7失点と苦戦したブレーブス先発ブライス・エルダーに2敗目(1勝)が付いた。

ダルビッシュが記録づくめの好投を見せ、快挙を達成した。7回被安打2は今季ベストタイ、さらに9奪三振は今季最多。4先発連続無失点と25イニング連続無失点は、MLB挑戦以降の自己最長記録だ。そして25イニング連続無失点は日本人の先発投手としても歴代最長の記録である。

今日の好投の鍵を握ったのがカーブ。18球投じた(ナックル)カーブのうち8球で空振りを奪った。カーブとナックルカーブを含めて、8球種(スライダー、4シーム、スイーパー、シンカー、スプリッター、カッター)を投げ分ける多彩なピッチングは、まさにダルビッシュの真骨頂。的を絞らせず、緩急を自在に操った。今日の好投で防御率は2.08に下がっている。

パドレス打線も大爆発でダルビッシュの好投に応えた。初回に4番ジェイク・クロネンワースの8号2ラン、7番ジャクソン・メリルのタイムリーで3点を先制。4回にも2番フェルナンド・タティスJr.と3番ジュリクソン・プロファーの連続タイムリー二塁打などで4点を追加した。さらにディフェンスでも再三の好守でエースをもり立てた。

パドレスはダルビッシュの好投によって24勝24敗で5割に復帰。明日もブレーブスとのダブルヘッダーが控えている。

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