最終節で貴重な同点弾を決めた冨安健洋、現地メディアから絶賛「多才さを見せた」

アーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋に高評価が与えられている。

プレミアリーグ第38節(最終節)が19日に行われ、アーセナルはエヴァートンと対戦。40分に先制点を許したものの、43分にマルティン・ウーデゴーアの折り返しを冨安が右足で流し込み、同点弾に追いつくと、89分にはカイ・ハフェルツが勝ち越しゴールを奪い、2-1で逆転勝利を収めた。それでも、首位マンチェスター・シティも勝利したため、アーセナルは2位に終わり、20年ぶりのリーグ制覇とはならなかった。

左サイドバックで先発出場を果たした冨安は途中からセンターバックでもプレーするなど、今季2ゴール目となる同点弾も挙げてフル出場で勝利に貢献を果たした。試合後、選手採点を発表したイギリスメディア『フットボール・ロンドン』は冨安にチーム最高評価となる「8」点をつけた。

寸評では「予想外にもアーセナルで最も驚異的な攻撃陣の一人だった。ゴールを決めたけど、もっと得点できたかもしれない。最後には左サイドバックで穴埋めをするなど、多才さを改めて見せた」と賛辞を送っている。

また、イギリス紙『イブニング・スタンダード』でも冨安にはチーム最高タイとなる「8」点がつけられ、「アーセナルにとって最初のチャンスのヘディングはワイドに外れてしまったが、左サイドバックからの積極的な攻撃で冷静にゴールを奪った。最後の30分間は中央へと移動した」と評価されている。

【ハイライト動画】アーセナルvsエヴァートン

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