【MLB】「オオタニとムーキーのMVP争い」大谷翔平、現地記者が圧巻スタッツで称賛 ドジャースは「最も才能ある選手を10年獲得」

ドジャース大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、本拠地ドジャースタジアムでのレッズ戦に「2番DH」で先発出場。延長10回の第5打席に自身キャリア2度目、移籍後初のサヨナラ打を放ち、3-2の勝利に貢献した。

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■前日陥落の首位打者に復活

大谷は第4打席に2試合ぶりのヒットとなる内野安打を放ち迎えた延長10回に魅せた。

10回裏、2死一、二塁のチャンスで迎えた第5打席。大谷は相手5番手アレクシス・ディアス投手の6球目ストレートを右前へ運んだ。二塁走者がホームへ生還しゲーム終了。大谷は移籍後初のサヨナラ打となり、チームメイトから手荒い祝福を受けた。

大谷はこれで4打数2安打1死球で打率を.353に上げ再び首位打者に。『ドジャース・ネーション』のダグ・マッケイン記者は自身のX(旧ツイッター)に大谷のスタッツを紹介。

そこには「打率.353(1位)、出塁率.423(3位)、長打率.658(3位)、wRC+ 205(1位)、fWAR 3.1(1位)」と各スタッツでナ・リーグ上位につけているとし、「オオタニとムーキーのMVP争いは白熱するだろう。ドジャースは野球史上最も才能ある選手を10年獲得したことになる」と巨額の10年契約を結んだ大谷がドジャースにもたらすものは大きいと見ている。

大谷は5月に入り月間打率.393を記録するなど高打率をキープし、本塁打も量産態勢に入る。世界一を目指すチームにおいて、絶大な存在感を放っている。

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