Ｎｕｍｂｅｒ_ｉの平野紫耀（２７）の弟・平野莉玖（２５）が、ＴＢＳ系連続ドラマ『さっちゃん、僕は。』（６月１１日スタート、火曜２３時５６分）に出演することが明らかになった。元乃木坂４６・樋口日奈（２６）、のせりん（２１）、田中偉登（２４）、葵うたの（２４）も新たなキャストとして発表された。
同作はＦＡＮＴＡＳＴＩＣＳの木村慧人（２４）を主演に迎え、朝賀庵氏による漫画『さっちゃん、僕は。』（集英社）を実写化。木村演じる主人公・片桐京介と地元に残してきた彼女、隣に住む人妻、そしてその夫、４人それぞれの歪んだ愛が絡み合う裏切りから始まる純愛と破滅のラブストーリー。
出演にあたって莉玖は《演技に挑戦をしたことがなかったので不安な気持ちもありましたが、新しいことにチャレンジするワクワクもあって、出演が決まりすごくうれしかったです。僕が演じる文也は陽気な大学生なのですが、僕自身ポジティブで明るい性格なので素の自分と近い部分があり、演じやすかったです》とコメントを寄せている。
莉玖のドラマ出演発表に、
《りっくん初のドラマ出演おめでとう 朝から嬉しすぎるお知らせ ドラマ楽しみにしてるね》
《莉玖くん本当におめでとう アパレル社長、アーティスト、ラジオ、バラエティにドラマまで…!!活躍の幅が広くて沢山の事に挑戦してる莉玖くんを近くでずっと応援できていて本当に幸せ》
といった声が上がっている。
莉玖は５月２１日放送の『踊る！さんま御殿!!』（日本テレビ系）に「食に変なこだわりを持つ有名人」として出演予定。地上波バラエティ初登場となる。これにも、
《地上波バラエティー初！！おめでとうございます！》
《莉玖くん、地上波バラエティご出演おめでとう 性格がバツグンに良い莉玖くんだから、みんなに可愛がられるね 楽しみだよ》
《莉玖くんとさんまさんがお話するなんて感動です》
などのコメントが寄せられている。
「Ｎｕｍｂｅｒ_ｉ、そして紫耀さんの活躍は目覚ましいものがありますが、弟の莉玖さんの露出も増えてきましたよね。莉玖さんは２１歳でアパレルブランド『ＲＫＳ ＲＩＣＫＹ（リクスリッキー）』を立ち上げ、紫耀さんも旧ジャニーズ事務所在籍時からブランドのアイテムを身につけていました。
平野家の仲の良さは有名で、昨年３月に地元・愛知で行なわれたイベントに莉玖さんがアーティストとして出演する際には紫耀さんを含め、家族ぐるみで応援に来ていたとも報じられました」（ワイドショー関係者）
■弟・莉玖は圧倒的な人気の兄とは別路線を進むのか
紫耀擁するＮｕｍｂｅｒ_ｉはアーティスト路線を突き進んでおり、かねてより夢見ていた海外での活躍を目指してこれからもその方向で研鑽していくと見られる。
旧ジャニーズ事務所在籍時、当時社長だった藤島ジュリー景子氏（５７）は所属タレントの映画やドラマなどの映像路線の仕事を重視していた一方、紫耀はアーティストとして海外進出を目指しており、その部分で衝突があったとされる。
２０２３年４月クールのドラマ『Ｄｒ．チョコレート』（日本テレビ系）では坂口健太郎（３２）が主演を務めたが、本来は紫耀が主演する予定だったとも報じられている。
「紫耀さん、Ｎｕｍｂｅｒ_ｉは完全にアーティスト路線ですよね。彼らは４月、アメリカ・カリフォルニアの地で出演した『コーチェラ ２０２４』でも躍動。現在はより世界進出への思いを強くしているのではないでしょうか。そんななかで紫耀さんは、ドラマもそうですが、純粋なバラエティ番組にももう出るつもりはないのでは、と言われていますね。おそらく出るのは歌番組だけなのでは、と。
一方で莉玖さんはドラマ、バラエティ番組への出演を開始。兄の紫耀さんとは別路線を突き進んでいくつもりなのかもしれません。紫耀さんはインスタグラムのフォロワーは４２５万人。身に着けるものは爆売れ、ＣＭにも引っ張りだこ。今や本当に凄まじい影響力を誇ります。莉玖さんが芸能活動をするとなるとどうしても紫耀さんと比べられてしまう。“平野紫耀・弟”という紹介文言を取るのは至難の業でしょうね。
紫耀さんとは別のジャンルで頑張って、誰もが認める結果、実績を残さない限りずっと比較されてしまいますから、あえてドラマやバラエティ路線で行こうとしているのかもしれませんね」（前出のワイドショー関係者）
紫耀、神宮寺勇太（２６）、岸優太（２８）は旧ジャニーズ事務所退所後に個人事務所「株式会社Ｓ」（平野）、「株式会社Ａ」（神宮寺）、「株式会社Ｋ」（岸）を設立し、それぞれが代表取締役を務めている。そして３人の会社の本店は、莉玖が代表取締役を務めるアパレル会社と同じ愛知県の住所で登録されていた。
「その住所には平野兄弟が幼少期に通っていたダンススクールもあるといいます。芸能活動において違う路線を進みそうな平野兄弟ですが、その絆は強い。莉玖さんの新たな活動を紫耀さんも応援しているのではないでしょうか」（前同）
快進撃を続ける紫耀、露出を増やしつつある莉玖――平野兄弟の共演が見られる日もそう遠くはないのかもしれない。
