定期人事異動による災害担当者変更のため岩手県が毎年実施の訓練 今回はM9.3の地震発生を想定

大規模な地震の発生と大津波警報の発表を想定した県の災害対応訓練が20日、県庁で行われています。

この訓練は、定期人事異動で職員の配置や災害の担当者が変わることから県が毎年この時期に実施しているものです。訓練の想定は毎年変えていて今回の訓練は、北海道・十勝沖でマグニチュード9.3の大規模な地震が発生し、県内では最大震度4を観測。沿岸に大津波警報が発表された想定で行われました。訓練には県の職員の他、警察や消防、自衛隊も参加し、それぞれの役割に加えて、市町村からの情報収集や対策本部での情報共有の手順を確認しながら災害の発生に備えていました。

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