「人の役に立つことができるから楽しみ」3年間伸ばした髪を医療用ウィッグに 専門学校の職員が「ヘアドネーション」に挑戦

病気やけがなどで髪の毛が抜けてしまった人たちに医療用ウィッグを提供する活動「ヘアドネーション」に先週、高知県高知市の専門学校の職員が挑戦しました。

ヘアドネーションをしたのは、高知市の龍馬学園の職員、橋本優さんです。

龍馬学園は子どもたちに無償でウィッグを作っている大阪のNPO法人ジャーダックに毎年、関係者の髪の毛を提供しています。

(橋本 優さん)
「すごく楽しみです。自分も変われますし、人の役に立つことができるから楽しみです」

ジャーダックによりますと1人分のウィッグを作るために、長さ31cm以上の髪の毛がおよそ30人から50人分必要です。この日は生徒ら4人がかりで3年間伸ばした髪をカットしました。

(橋本 優さん)
「以前もずっと(ヘアドネーションを)続けてきたんですけど、また今回約3年間伸ばして学生に切っていただいたので、次も3年後にヘアドネーションに貢献できるように伸ばしていきたいと思います」

カットした髪の毛はその後、ジャーダックに送られたということです。

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