目黒蓮・向井康二・松村北斗“STARTO社俳優”が7月期ドラマで復活もまさかの設定被り 視聴者の落胆が続くワケ

目黒蓮(SnowMan)、向井康二(SnowMan)、松村北斗(SixTONES)

次の7月クールに放送される杉野遥亮(28)主演の連続ドラマ『マウンテンドクター』(フジテレビ系/月曜夜10時~)に、Snow Manの向井康二(29)が出演することが明らかになった。

向井が演じるのは主人公の幼馴染で焼き鳥屋店主の小松真吾。バツイチ子持ちで、離れて暮らす息子との向き合い方に悩んでいる――という設定だ。

「旧ジャニーズタレントは、ジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題の影響でここ最近、連続ドラマでの起用数が減っていた感じですよね。それが、4月10日からSTARTO ENTERTAINMENTの新体制に本格的に移行したことで、徐々に“復活”しつつあるようですね。これには、賛否の声が出るでしょうが……」(テレビ誌編集者)

7月クール、Snow Manの目黒蓮(27)が“月9”『海のはじまり』(フジテレビ系/月曜夜10時~)に主演。SixTONESの松村北斗(28)は主人公のお相手役として、松本若菜(40)主演の『西園寺さんは家事をしない』(TBS系/火曜夜10時~)に出演。

Hey!Say!JUMPの山田涼介(31)は『ビリオン×スクール(仮)』(フジテレビ系/金曜夜9時~)に主演し、嵐・櫻井翔(42)が水川あさみ(40)主演の『笑うマトリョーシカ』(TBS系/金曜夜10時~)に重要人物役で出演と、STARTOタレントがGP帯の連続ドラマに多く登場する。

そんななか、7月クールドラマの設定をめぐり、こんな指摘も――。

「フジ月9の『海のはじまり』は、目黒さんがある日突然シングルファーザーになる物語。そして、松村さんが出演する『西園寺さん』は、主人公(松本)がシングルファーザーの男(松村)と“偽家族”として暮らす物語。

さらに、向井さんは『マウンテンドクター』で、子どもと離れて暮らしているバツイチ子持ち――つまり、目黒さん、松村さん、向井さんの3人の役が“ワケありの子持ち”で、設定被りを指摘する声が出ています」(前出のテレビ誌編集者)

X(旧ツイッター)では、

《え?向井さん子持ち役?なんかドラマ設定かぶりがちな感じ》
《7月期のドラマでるイケメン揃いも揃ってわけありでしんどい本当になにがあったの?ww》
《松村北斗、目黒蓮に続いて(向井も)子持ちなの???え?なにかの風習??》
《今期4月クールのドラマは頭を強く打ち記憶喪失になるのが5,6件位あり(略)こんな事ってあるんだ〜と思ってたけど…来期7クールのドラマはめめを含めて北斗に康二…とシングルファーザーとかこれもまたどうなってるの?って位驚き》

といった声が多く寄せられている。

■4月クールは“記憶喪失”が5作品も

「男性が育児を通じて、さまざまな葛藤を抱えながら頑張ったり、そのなかで元妻との交流や、新しい出会いがあったり――男性キャラクターの成長を見せる作品として、物語を描きやすいところはあるでしょう。

STARTO社タレントの主演作で言えば、相葉雅紀さん(41)主演の『マイガール』(テレビ朝日系/09年10月期)やWEST.の重岡大毅さん(31)主演の『#家族募集します』(TBS系/金曜夜10時~)などもシングルファーザーの作品でした。

ただ、今回は同じ7月クールに3人も子持ち設定で被っていること、現在放送中の4月クールでも“設定被り”が指摘されたばかりですから、ドラマファンが、少々辟易しているところもありそうです……」(前出のテレビ誌編集者)

4月クールは、「記憶喪失」が重要な要素として登場する作品が多い。生見愛瑠(22)主演の『くるり~誰が私と恋をした?~』(TBS系/火曜夜10時)、杉咲花(26)主演の『アンメット ある脳外科医の日記』(フジテレビ系/月曜夜10時~)、川口春奈(29)主演の『9ボーダー』(TBS系/金曜夜10時~)、中村アン(36)主演の『約束~16年目の真実~』(日本テレビ系/木曜夜11時59分~)、広瀬アリス(29)主演の『366日』(フジテレビ系/月曜夜9時~)――5本もあるのだ。

「現在、民放局は、バラエティ番組に比べてCMが入りやすいドラマ枠をどんどん増やしています。今年も日本テレビが、4月改編で『土ドラ9』枠を新設し、今田美桜さん(27)主演の『花咲舞が黙ってない』が放送されています。

ただ、あまりに枠を増やしすぎたため、刑事ドラマや医療ドラマなど普遍的なジャンルのドラマが乱立されている感があったのですが、同様の理由で一定の需要がある“記憶喪失”や“シングルファーザー”も連発されている感も否めないですよね。

もちろん設定が同じでも中身は差別化できるでしょうが、同クールに設定被りが連発すると、“同じ方向を見て作ってるの?”という感じで、制作サイドの姿勢に落胆する視聴者も出てきてしまいそうですよね。それが4月期に続き、次の7月期もそうなりそう、ということですね……」(前同)

4月クールの連続ドラマは放送開始前に“記憶喪失”設定・展開が伏せられていた作品も多く、開始後に“この作品もかよ!”とじわじわと話題になっていった。7月クールも、放送後さらにシングルファーザー役が増えてしまったら、さすがにまずそうだが、果たして――。

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