「見た目より自分の身」高校生がヘルメットの重要性学ぶ 努力義務化から1年も着用率全国平均下回る 富山

ヘルメット着用が義務化されてから1年が経過し、富山県立高岡工芸高校では高校生たちがヘルメット着用の重要性を学びました。

20日は自転車の安全講習会が開かれ、主催した高岡自動車学校から角井勇人校長にヘルメットが各クラス1個づつ計21個寄贈されました。

そのあと1年生およそ250人が、自転車事故の再現映像を見ながら、交通ルールを遵守することの大切さや、ヘルメットを着用することで大けがを防げることなどを学びました。

高岡工芸高校はこうした自転車の安全運転への取り組みが他校の模範になるとして日本交通管理技術協会から「自転車通学安全モデル校」に指定されています。

去年4月から自転車利用者のヘルメット着用が努力義務となりましたが、富山県のヘルメット着用率は10.3パーセントで全国平均の13.5パーセントを下回っています。

高校生:「見た目より自分の身が大切なので着用しようと思います」

高校生:「ヘルメットの大事さを周りの人たちに伝えていきたいと思いました」

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