後藤輝基、藤井隆全面プロデュースのカヴァー・アルバム第2弾『ホイップ』のインストア・イベント開催

藤井隆がプロデュースを行い、後藤輝基(フットボールアワー)が歌うカヴァー・アルバム『ホイップ』が5月17日(金)に発売されました。

それに伴い、5月18日(土)には東京・タワーレコード渋谷店で発売記念インストア・イベントが開催。MCを藤井隆が勤め、後藤がアルバムの中から「スローなDanceは踊れない」「想い出にかわるまで」の2曲を熱唱しました。

『ホイップ』は、“プロデューサー藤井隆×シンガー後藤輝基”で作成される、カヴァー・アルバム企画の第2弾です。前作の1stカヴァー・アルバム『マカロワ』は、後藤のシンガーとしてのポテンシャルを藤井が見事に引き出して話題となりましたが、今作も後藤の実姉がゲストヴォーカルとして参加するなど聴きどころが満載。シティ・ポップ、昭和ポップ、ロック好きのリスナーに刺さる全7曲の藤井のチョイスに、後藤が想像以上の表現力で応えた、充実の内容となっています。

また、このアルバムを携えての、〈後藤輝基×藤井隆スプリットツアー2024〉の開催も決定。6月9日(日)の名古屋・中日ホールを皮切りに、宮城・仙台PIT、福岡・UNITED LAB、大阪・なんばHatch、東京・ヒューリックホール東京と、後藤と藤井がバンドメンバーとともに全国5ヵ所をめぐります。さらにツアー最終日翌日の7月27日(土)には、藤井主宰の音楽レーベルSLENDERIE RECORD(スレンダリーレコード)の10周年ライヴも東京・ヒューリックホール東京で予定されています。

この日の発売記念ミニ・ライヴでは、まずMCとして藤井が登場。集まったファンへの感謝をのべて後藤を呼び込むと、そのまま「スローなDanceは踊れない」のパフォーマンスがスタートしました。

[イベント・レポート]
「てるきんが来たぞー!」と自身の愛称を叫びながら、威勢よく舞台に登場した後藤。その勢いのまま曲を熱唱すると、会場もそれに手拍子で応えます。曲の最後は「てるきん」コールも巻き起こり、1曲目から大盛り上がりとなりました。

後藤「ツアーの最終日ぐらいには歌詞も変わっているかも」。曲を終えた後は、ふたたび藤井が登場して、2人の爆笑トークがはじまりました。先ほどの曲中で気持ち良くなりすぎた後藤は、アレンジをしまくっていたとのこと。藤井が「(客前で歌うのは)1回目ですよ?1回目からそんなにアレンジしているなら、この先どうなんの?」と驚くと、後藤も「ツアーの最終日ぐらいには歌詞も変わっているかも。イントロで『どぅだんどぅだん』と歌っている可能性もあります」と笑顔を見せました。

その後は、会場のファンに「どこから来たか」を質問して盛り上がるなど、ファンとの交流も楽しんだ2人。イベントの最後は後藤が、スターダスト☆レビューのカバー曲『想い出にかわるまで』をしっとりと歌い上げて、メローに締めくくりました。

後藤は歌い終わりに「『どぅだんどぅだん』はまだ出なかったですね」と笑わせ、「ぜひとも『どぅだんどぅだん』を聞きにツアー会場に来てください」と呼びかけると、大きな拍手が…。今後のツアーで後藤の歌い方がどのように変化していくのかの期待も含ませながら、この日の発売記念ミニライブは終了しました。

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