藤原さくら、NHKホール公演大盛況にて終了 新曲「初恋のにおい」をリリース

シンガー・ソングライターの藤原さくらが自身5枚目のアルバム『wood mood』を携えて開催していた全国ツアーが、5月19日に東京・NHKホールにてツアー・ファイナルを迎えました。藤原さくらにとって初めてのNHKホール公演であり、チケットはソールドアウトし、大盛況で幕を閉じました。

今アルバム『wood mood』はドラマー・石若駿がトータルサウンドプロデュースを務め、全国ツアーでもバンマスを担っいました。バンドメンバーはアルバムのレコーディングにも参加したメンバーも多く、アルバムの再現度も高いライヴでありながら、ステージ上で自由に音楽のコミュニケーションをとる場面も見られました。

NHKホール公演のアンコールでは、初披露の新曲「初恋のにおい」をパフォーマンスし、藤原さくらから嬉しいサプライズが観客に届けられました。さらに、この楽曲が5月20日(月)0:00に配信リリースされることも発表されました。

今楽曲は、新海誠監督作『すずめの戸締まり』などの有名アニメーション作品に数多く参加し、業界の注目を集める新進気鋭のアニメーター・髙木麻穂の監督デビュー作であるショートアニメーション『初恋のにおい』に向けて、藤原さくらが書き下ろしました。今作はただ、映像に対して楽曲を書き下ろしただけでなく、髙木監督と藤原が何度も対面で打ち合わせを重ねながら、考えを伝え合い、映像と楽曲の制作を同時に制作していったコラボ作品です。アニメーション制作は、『すずめの戸締まり』『君の名は。』などを手掛けたコミックス・ウェーブ・フィルムが務めました。今映像作品も5月20日(月)0:00に藤原さくらのオフィシャルYouTubeチャンネルにて公開されています。

そして、「初恋のにおい」は初回生産限定盤として7inchシングルでの発売も決定。ジャケットはアニメーションの印象的なワンシーンを切り取ったもので、楽曲のタイトルにふさわしいクリアホワイトカラーのハート型のレコードといった、思わず部屋に飾って眺めたくなる可愛らしい仕様となっています。さらに、驚くべきなのがアニメーション映画『BLUE GIANT』で主人公・宮本大の演奏を担当し現在ジャズ・シーンで最も注目を集めるサックス奏者、馬場智章が「初恋のにおい」の主旋律のメロディを演奏している「初恋のにおい feat. 馬場智章」が7inchシングルB面に収録されています。これは、配信で聴くことができず、7inchシングルにのみ収録されているかなりレアな楽曲となります。音楽好きはたまらなく、絶対に手に取りたくなるような一曲です。

「初恋のにおい」の7inchシングルは、アスマートにて5月20日(月)18:00より予約販売スタート。6月末までに予約した方には、5月19日に開催されたツアー・ファイナルの写真を使用したポストカードをプレゼント。特典の数に限りがあるので早めの予約をおすすめします。

[コメント]
麻穂さんの描くコロコロと表情を変える愛おしい女の子をやさしくやさしく抱きしめてあげたいと思いました。
思い出すと胸がチクっとするけどまた触れたくなるような初恋のにおいや温度感を一緒に感じてもらえたら嬉しいです。
――藤原さくら

さくらさんの、儚いけどムードがあって、芯を持っている歌声を、いつか絶対に作品で描きたいと思っていました。さくらさんの良いところを全部詰め込んだこの歌のおかげで、映像も音楽も、自分の予想を超えて眩いものにすることができました。
さくらさんの歌声と共に少しでも心が癒える映像になっていると嬉しいです。
――髙木麻穂監督

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