【西武】松井稼頭央監督インタビュー 苦しいチーム状況も「まだ120試合弱あるので、ここから1試合1試合積み重ねていきたい」

4月30日放送のライオンズナイターでは、ベルーナドームで行われた、西武ー日本ハム4回戦の試合前に、埼玉西武ライオンズの松井稼頭央監督にインタビューした模様を放送した。苦しいチーム状況が続いた1ヶ月を振り返ってもらった。

――監督がプロ野球の世界に身を置かれて30年ほどになりますが、ゴールデンウイークの思い出はほとんど野球ですか?松井「そうですね。野球ですね。小学3年生から始めた野球なので、そこからゴールデンウィークはないですね(笑)。休みの日は野球漬けでした」

――開幕してから1ヶ月が経ちました。チームとしては苦しい戦いが続いている現状ですが、この1ヶ月間の戦いを振り返っていかがですか?松井「非常にいいスタートを切れたと思いますが、その中で連敗が続きました。ただ投手陣は粘ってくれていて、7連敗中も何度かこちらにチャンスがあったと思うし、そこから打撃陣も少しずつ上向きになってきていると思うし、まだ120試合弱あるので、ここから1試合1試合積み重ねていきたいなと思います」

――このゴールデンウイークはホームで2カードあって、まずはファイターズ戦になります。4月の上旬(4月5日~7日)にエスコンフィールドHOKKAIDOで3試合戦いました。そのときのファイターズの印象は?松井「元々力のあるチームだと思うし、いい投手陣だと思うので、そういう意味でもまずは初戦ですね。しっかり戦っていきたいなと思います」

――カード初戦に先発するのは平良海馬投手です。今シーズンの平良投手をどうご覧になっていますか?松井「安定してイニングも球数もしっかり投げてくれていますから、自分の仕事をしっかりとやってくれているのではないかなと思います。何とか勝ちをつけられるようにと思っています」

――福岡(4月27日~29日、ソフトバンクー西武4回戦~6回戦)では1つ勝つことの難しさや野球の怖さを改めて感じたと思いますが?松井「何年もこうして野球に携わって、本当にゲームセットまで何が起こるかわからないのが野球だと思うし、ゲームセットまではもちろん気を抜かないで毎試合取り組んでいますから、悔しい3つ(3試合連続サヨナラ負け)でしたよね。選手たちも非常に悔しいと思うし、ファンの皆さんも悔しい思いをされていると思います。勝つことが1番元気になることだと思うので、明るくやっていきたいなと思います」

――ゴールデンウイークの試合はたくさんのファンが球場に訪れると思います。そんなファンを笑顔にしてあげてほしいと思います?松井「そうですね。本当に多くのファンの皆さん、特に野球少年がプロ野球選手になりたいということや、こういう選手になりたいと思えるような試合にしたいと思います。選手たちの1つ1つのプレーを観ながら応援していただければと思います」

※インタビュアー:高橋将市アナウンサー

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