仙台青年会議所(JC)は25日、仙台市宮城野区の三井アウトレットパーク仙台港で、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の浸透を図るイベントを開く。スタンプラリーなど楽しく学べる企画を通じ、市民レベルでのSDGsの取り組みを促す。
当日は施設各所に「クイズ」「企業」「実践」の3ジャンルのブースを設置。クイズは小学校低学年、高学年、大人の3ブースに分かれ、設問を通して理解を深めてもらう。
企業ブースは、イベント趣旨に賛同する地元企業5社(予定)が、自社の取り組みをパネルなどで紹介。関連商品を販売する。
実践ブースは参加者に障害者スポーツのボッチャなどを体験してもらう。
スタンプラリーの景品は古物商の協力で中古アクセサリーを用意した。使える物の廃棄を減らし、再利用につなげようというメッセージを込めており、3ジャンルのブースでスタンプを集めるともらえる。
仙台JCしあわせな仙台(まち)創造委員会の勝又源紀委員長(38)は「SDGsは目標が壮大で何をしていいのか分からないという声をよく聞く。身近な実践を広げる会にしたい」と話す。
午前11時~午後3時。連絡先は仙台JC022(222)9788。