沖縄 梅雨入り早々、警報レベルの大雨か 梅雨入りの発表を待たず大雨への備えを

今夜になると、大陸から先島諸島にかけて前線がのび、
あす(火)~あさって(水)と、ゆっくりと沖縄や奄美地方を北上する見込みです。

前線に向かって暖かく非常に湿った空気が流れ込むため、
大気の状態が不安定になるでしょう。

きょうの午後6時までの3時間積算雨量を見てみると、

石垣島や宮古島周辺に黄色や赤色の活発な雨雲が予想されています。
先島諸島(石垣島・宮古島など)を中心に激しい雨や雷雨となる恐れがあります。

あすにかけて活発な雨雲は北上する見込みです。

あす(火)正午までの雨雲の予想を見てみると、
沖縄本島地方に赤色の活発な雨雲がかかる予想です。

沖縄本島も、あすのお昼前後を中心にバケツをひっくり返したような激しい雨が降り、
警報級の大雨となる恐れがあります。

さらに、あすの夜遅くになると、奄美地方まで活発な雨雲が北上し
夜は奄美地方でも激しい雨や雷雨となる恐れがあります。

今夜~あさって22日(水)ごろにかけて、
沖縄地方を中心に警報級の大雨が長く続く見込みです。

大雨による土砂災害や低い土地の浸水などに注意・警戒が必要です。

もし、あす沖縄や奄美地方で、梅雨入りとなった場合、
梅雨入り早々、警報級の大雨となる恐れがあります。

梅雨入りの発表を待たずに、大雨への備えを進めておきましょう。

ハザードマップで避難場所や避難経路の確認をしておきましょう。
大雨によって災害が発生した時、
避難経路が通れなかったり、避難場所に行けなくなったりすることがあります。
浸水や土砂災害の危険性が高い場所を避難経路に選ぶことは避けましょう。

非常用品の準備や確認をしておきましょう。
停電や断水に備えて、水や食料品、予備バッテリーや水を汲めるタンクなども準備しておくと良さそうです。

また、側溝など落ち葉や砂利が溜まっている所をしっかりと掃除しましょう。
水はけを良くしておくことで、大雨が降った場合も排水がスムーズに行われ、道路が冠水することを軽減することができます。

大雨が降ってからでは、準備や掃除が間に合わないこともありますので、
雨が降る前から大雨への備えを進めておきましょう。

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