交差点で信号待ちをしているとき、ついついスマホに気を取られていることはありませんか?
もちろんそれ自体がいけない、ということはありませんが、そのせいで事故に巻き込まれる危険性も……。筆者が実際に体験した、ゾッとするエピソードをどうぞ。
信号待ちをしていると……
私はあるとき、交差点で信号待ちをしていました。
その日は、食材の買い出しの帰り道。
肩に重い買い物バッグを背負っており、何度もずり落ちそうになるのを戻していました。
その間、友人から連絡が。
急ぎの用事だったので、しばらくスマホで文字を打つのに夢中になっていました。
すると、『キキキキ――――ッッ』と大きな音が!
暴走車が目の前に!
顔をあげると、目の前に車がすぐそこまで迫っていました!
どうやら、交差点を曲がろうとしたところ、居眠り運転で曲がりきれなかった様子。
私もスマホに夢中で肩からバッグがずり落ちないようにと動くたび、だんだんと道のギリギリまで出てしまっていたのです!
「ぶつかる!!」
「ああ、死ぬかも」
急に頭の中に走馬灯が見え、本当に死を覚悟しました……。
ギリギリ事故に巻き込まれずに済んだ
しかし、次の瞬間、『バンッッ!!』と大きな音が!
たまたま等間隔で並んでいたガードレールに追突。
私から30cmほどの距離にあったガードレールにぶつかったのです。
そのおかげで、車は止まり、事故に巻き込まれることはありませんでした。
その後
それからというものの、交差点で信号待ちをするときはなるべく道路から離れるように。
車がもしこちらに暴走してきても巻き添えを食らわないよう、距離を取るようにしています。
加えて、気をつけているのが【歩行者でも注意散漫にならないようにすること】。
いつ、どんな形で事故に巻き込まれるか分からないからこそ、周りにもっと意識を向けるようにしています。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:一瀬あい