【全日本】鈴木秀樹が諏訪魔と不毛な火花「我々は〝リアルエボリューションズ〟です」

不毛なやり取りを繰り広げた諏訪魔(右)と鈴木秀樹

全日本プロレス29日の東京・後楽園ホール大会で全日本プロレスTV認定6人タッグ王座戦を戦う「バカバカタッグ」の〝暴走男〟諏訪魔(47)と〝マット界随一の偏屈者〟こと鈴木秀樹(44)が不毛な火花を散らした。

尾崎魔弓、雪妃魔矢と諏訪魔が持つベルトに、鈴木は女子プロレス「エボリューション」のZONES、ChiChiと組んで挑戦する。度々のお菓子の差し入れで2人の心をつかんだ鈴木に、同団体のプロデューサーを務める諏訪魔が「お菓子で乙女の心を引く、よろしくない手だと思う。まだまだ俺の後ろには恐ろしい女性がいるんだと分からせるしかないと思いました」と不快感をあらわに。

これに鈴木は「2人に聞いたら、エボリューションが始まってから、諏訪魔に何一つ、買ってもらったことがないって言うんです。それはあまりにもかわいそうだなって…」とした上で突然、諏訪魔に塩キャラメルを手渡し「諏訪魔と言えば塩!」とぶった切った。

さらに諏訪魔がしゃべろうとすれば鈴木が「あーーーーー!!!」と叫んで演説を妨害したり「息を吸ってもいいけど吐くな!」と求めるなど、平日の昼過ぎに働き盛りの40代男性2人が繰り広げているとは思えないほど、生産性の低いやり取り。

そして鈴木が「我々のチームの名は〝リアルエボリューションズ〟です」と、藤田和之&ケンドー・カシンのタッグ「リアル闘魂スタイルズ」をほうふつとさせるユニット名を披露すると、諏訪魔から「お前、姉さんに殴られるし、お嬢にムチで叩かれるぞ。その時の顔が楽しみだな!」とイマイチかみ合わない会話で通告される。最後は写真撮影で諏訪魔が前に立った鈴木の首を絞めるなど、結局彼らが何を伝えたかったのかは分からないまま会見は終わった。

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