竹内力「もしかして、おひねり出るかな?」映画『猿の惑星/キングダム』ヒットに隠された苦労とは?

映画『猿の惑星/キングダム』の公開記念舞台挨拶に俳優の竹内力が登場。作品のヒットに喜ぶ一方で、猿役のアフレコへの苦労を明かした。

この映画は、1968年に公開された『猿の惑星』から続くシリーズの完全新作。300年後の地球で、かつて人間によって生み出された 猿ウィルスが猛威をふるい、知能や文化などすべてを失ってしまった人類。そんな地球の支配をもくろむ 独裁者の猿に人間と若き猿が立ち向かう物語。

5月10日に公開された本作の人気ぶりに、独裁者プロキシマス・シーザー役を務めた竹内は、「全体の50%くらいが吹き替えで観られていると聞き、すごいことらしいんですよね。もしかして、“おひねり出るかな?”と思うくらいうれしく思いました」と喜びを語った。そして、慣れないアフレコについて、「普段は俳優なので自然にしゃべりたくなっちゃうんですが、“猿っぽく話したほうがいいのかな?”と、悩みはありました。猿っぽくしすぎるとセリフが聞き取りづらかったりしますし、悩みながら吹き替えしました」と苦労を明かした。

イベントには、『キングオブコント2023』チャンピオンのお笑いコンビ・サルゴリラの2人も登場。「名前だけで呼ばれました!ラッキー登壇です!」と猿つながりで笑いを誘った。

イベントに登壇したサルゴリラ・赤羽健壱(左)と児玉智洋(右)

しかし、呼ばれたのはこのイベントだけではないという。ツッコミの児玉智洋が「ちょっとだけ声で出演してまして!映画冒頭のシーンで“ウォウウォウ”って言っています!探してください!」と猿の声を演じたことを発表。すると竹内は、「素晴らしいお芝居だったと思います。冒頭シーンなのでぼーっと観ててよくわからなかったのですが、卵役でしょ?」とボケて会場を盛り上げていた。

『猿の惑星/キングダム』
大ヒット公開中
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

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