パラ販売伸び悩み、機運醸成へ パリ大会開幕へ100日

陸上男子上肢障害のアルノー・アスマニをモデルとしたパリ・パラリンピックのPRポスター(パリ五輪・パラリンピック組織委提供)

 【パリ共同】パリ・パラリンピックは20日で開幕まで100日となった。100年ぶりに3度目の五輪を迎える「花の都」も、1960年からスタートしたパラの開催は初めて。約280万枚のチケットのうち販売済みは約90万枚と伸び悩み、大会組織委員会は機運醸成に躍起だ。

 組織委は開幕100日前の節目に合わせ、陸上男子上肢障害で2008年北京パラの走り幅跳び金メダリスト、アルノー・アスマニら地元の有力3選手を起用し、イメージ画像や動画を発表した。「私たちは準備ができている。あなたは?」と銘打ち、障害者スポーツの祭典をアピールする。

 パリ・パラは五輪閉幕後の8月28日から9月8日まで実施される。

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