「最近あまり眠れない。でも…」NewJeans・ダニエル、“大人の争い”で複雑な心境も前を向く強さ示す

NewJeansのダニエルが自分たちの所属事務所ADORと親会社HYBEとの葛藤のなかで、複雑な心境を明かした。

ダニエルは5月19日、ファンプラットフォーム「Phoning」を通じて「実は最近、あまり眠れない」と伝えた。

彼女は「(よく眠れるように)いろいろな方法を探している。音楽も聞いて、温かいシャワーも浴びて。あるメンバーには、夜一緒にいられるか頼んだ」とし、「幸い昨日は本当にぐっすり眠れた」と話した。

続けて「とにかくすべてのことには理由があるようだ。今は大変だが、結局は通り過ぎるだろう」とし、「そうすれば、あなたはこのすべてのことがどのように始まったのかさえ記憶できないだろう。そのまま乗り越えればいい問題だと思う」と、状況に対する自身の立場を示した。

先立ってダニエルは、5月8日にも「いつもより少し静かで、心配するBunnies(NewJeansファン)たちがいるね。心配して応援してくれて、本当にありがとう」「最近、心がとても重いが、Bunniesの方々のために皆が熱心に練習し、準備しているので心配しなくてもいい」と伝えたりした。

(写真提供=OSEN)NewJeans・ダニエル

ダニエルが「あまり眠れない」のは、HYBEと“NewJeansの母親”と呼ばれるADORミン・ヒジン代表の対立が激しさを増しているからだろう。

来る5月31日の臨時株主総会では、ミン・ヒジン代表の解任が決まる可能性が高い。それを阻止したいADOR側は、裁判所にHYBEを相手にした議決権行使禁止に対する仮処分申請を行った。

またNewJeansメンバーは弁護士を選任して5月17日、裁判所に嘆願書を提出。そこにはミン・ヒジン代表を支持する内容が盛り込まれたとされる。

ミン・ヒジン代表が解任となるのか、またその場合、NewJeansメンバーはどうなるのか。不透明な状況が続くなかで、NewJeansは5月24日にダブルシングル『How Sweet』でカムバックし、6月21日には日本デビューシングル『Supernatural』を発表する予定だ。

◇ダニエル プロフィール

2005年4月11日生まれ。本名ダニエル・マーシュ。父はオーストラリア人、母は韓国人の二重国籍。オーストラリアで生まれ、幼少期を韓国で過ごしキッズモデルとして活動した。2012年から再びオーストラリアに生活拠点を移し、2019年に現地で開催されたBigHitエンターテインメント(現HYBE)主催のオーディションに参加。練習生となり、2022年7月にNewJeansのメンバーとしてデビューした。メンバーのなかで最も器用で、絵や料理が得意とも。

© 株式会社ピッチコミュニケーションズ