インテリジェントコンピューティングのWin-Winの未来に向け、ライオンシティで開催のGlobal Data Center Facility Summit 2024に集結

シンガポール、2024年5月20日 /PRNewswire/ -- 2024年5月17日、「デジタル時代を前に進める(Power the Digital Era Forward)」をテーマに、Global Data Center Facility Summit 2024がシンガポールで開催されました。今回のサミットには、600人を超えるデータセンター業界のリーダー、技術専門家、エコシステムパートナーが集い、インテリジェントコンピューティング時代における世界のデータセンター業界の新たな動向と機会について議論しました。参加者は、オールシナリオ、オールエコシステム、オールサービスのエンドツーエンド(E2E)ソリューションを体験し、アジア太平洋とヨーロッパにおけるグリーンなデータセンターの革新的な実践内容について学び、コンテナー1台に1基の電源システムを備えたOutdoor PowerPODの秘密を解き明かす展示車両を体験しました。ファーウェイは、インテリジェントコンピューティング時代を全面的に受け入れることで、デジタル時代を前に進めようと努めています。

AIがもたらすチャンスをつかみ、グリーンで信頼性の高いコンピューティングインフラを共同で構築

ファーウェイの上級副社長であり、ファーウェイ・デジタルパワーのマーケティングおよびセールスサービス担当社長であるCharles Yang氏は、オープニングスピーチの壇上に立ち、「ChatGPTがAI時代の扉を開けて以来、大規模AIモデルはコンピューティングパワーの限界に挑戦し続けており、インテリジェントコンピューティング業界は前例のない建設ラッシュを目の当たりにしている」と述べました。予測されているように、今後5年間で、世界のデータセンター容量には100 GWが追加され、その市場価値は6,000億米ドルを超えるでしょう。

Yang氏によれば、好機とともに課題も訪れます。データセンター業界について言えば、主な課題は信頼性と電力です。データセンターの規模は、MWレベルからGWレベルへと拡大しています。データセンターのE2Eの信頼性は、これまで以上に重要になります。ファーウェイはこの機会を捉え、顧客やパートナーと協力して、業界領域の拡大を目指しています。

製品+サービス+エコシステムの組み合わせでデータセンターをAI時代に導く

サミットでは、ファーウェイのデータセンターファシリティ&クリティカルパワービジネス担当社長であるSun Xiaofeng氏が、「デジタル時代を前に進める(Power the Digital Era Forward)」と題したスピーチを行いました。同氏は、大規模AIモデルの浸透に伴うコンピューティング需要の急増が、データセンターの飛躍的な成長を促している、と述べました。

この課題に対処するため、ファーウェイは、迅速な展開、柔軟な冷却機能、グリーンエネルギー、究極の信頼性を備えた製品+サービス+エコシステムのE2Eデータセンターソリューションの構築に努めています。

  • 迅速な展開:データセンターの構築方法は、品質と効率を保証するため、完全にモジュール化され、プレハブ化されています。
  • 柔軟な冷却機能:空冷と水冷を融合した統合型冷却源が、インテリジェントコンピューティングに最適な冷却アーキテクチャとして浮上しています。
  • グリーンエネルギー:新世代のグリッド-ロード-ストレージ統合ソリューションは、インテリジェントコンピューティングセンターの安定運用を保証する目的で構築されたものです。
  • 究極の信頼性:データセンターは、信頼性の高い製品と予防保護機能によって守られます。

現在、ファーウェイのグローバルサービスネットワークは170か国以上をカバーしており、1,800人を超える専門のエンジニアが年中無休体制で技術サポートを提供しています。N+フラグシップサービスセンターを活用し、ファーウェイは顧客のために1時間のサービス半径を構築しました。

エコシステムは、インテリジェントコンピューティングのWin-Winの未来にとって中心的な要素です。ファーウェイはパートナーと協力して包括的なE2Eソリューションを開発し、ワンストップのデータセンターサービスを顧客に提供します。

サミットでは、ファーウェイとASEANエネルギーセンターが「ASEANにおける次世代データセンター施設の設立(Building Next Generation Data Center Facility in ASEAN)」に関する白書を発表しました。白書は、ASEAN地域のデータセンターの現状、課題、動向に関する知見を披露し、効率的な省エネ製品とソリューションを適用すべきだと力説しています。さらに、データセンター市場に対する未来志向の政策も提言しています。

エコシステム展示エリアで、ファーウェイは大規模、中規模、小規模データセンター向けにシナリオを組み立てたソリューションを紹介し、CIMC、Weichai、CSCEC、Huashiを含む数十社のエコシステムパートナーとともに、データセンターのコンサルティング、設計、統合開発、提供能力を実演しました。

また、ファーウェイのOutdoor PowerPOD展示車両が世界デビューを飾りました。ファーウェイのOutdoor PowerPODの特長は、コンテナー1台に1基の電源システム、屋外展開、プラグアンドプレイ、高い保護等級と信頼性です。Outdoor PowerPODは、電源アーキテクチャをデカップリングする際の選択肢として魅力的です。

1本の木だけでは森になりません。

AIは大きなチャンスを生んでいます。ファーウェイは、データセンター業界を徹底的に研究し、パートナーエコシステムを集約し、変革に適用可能なイノベーションを実現することで、信頼性の高いコンピューティングインフラを構築できるように顧客を支援し続け、業界によるAIの採用を加速させ、デジタル時代を前進させます。

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