札幌新陽高生らが主催 札幌で「宮沢賢治来道100年展」

童話作家・宮沢賢治が北海道を訪れ今年で100年になるのを記念し、札幌の高校生が賢治の複写原稿などを集めた展示会を開いています。

 賢治は岩手の花巻農学校の教員だった1924年に、修学旅行の引率で北海道を訪問しました。今年はちょうど100年になり、今回の展示会は100年前に北海道を訪れたのが5月20日であることに合わせて開きました。札幌新陽高校の生徒と卒業生が主催し、小樽駅や北海道大学など道内で訪れた場所や感想を記した記録のほか、苫小牧を訪れた際に書いた詩などおよそ30点を展示しています。会場では生徒と卒業生が作品の解説をしています。 展示会は札幌市役所であすも開かれます。入場は無料です。

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