樋口日奈、のせりん、田中偉登、平野莉玖、葵うたのが「さっちゃん、僕は。」に出演

樋口日奈、のせりん、田中偉登、平野莉玖、葵うたのが、TBSで6月11日スタートするドラマストリーム「さっちゃん、僕は。」(火曜午後11:56、関東ローカル)に出演することが分かった。

木村慧人FANTASTICS)が主演を務める「さっちゃん、僕は。」は、その過激な内容で話題となった朝賀庵氏による同名漫画が原作。大学進学のために地方から上京した片桐京介(木村)は、“さっちゃん”こと小山内早智(中山ひなの)と遠距離恋愛中だが、ひょんなことがきっかけで知り合ったアパートの隣人の人妻・国木田紫乃(石川恋)と肉体関係を持ってしまう。インモラルな展開の連続で、2人の女性にそれぞれに都合のいい対応をする京介に全く共感できないが、それが逆に癖になる背徳的三角関係ラブストーリーだ。

今回出演が発表された5人は、京介と早智がそれぞれ通う大学の同級生役を担う。京介の同級生・須川美鈴役を樋口、黒磯朝日役をのせりん、文也役をドラマ初挑戦となる平野が務める。また、早智の同級生・伊勢埼真役で田中、山田彩花役で葵が出演する。

樋口が演じる美鈴は、京介と早智をつなぐ唯一の存在で、ひそかに京介に思いを寄せていた過去がある人物。のせりんが担う朝日は、いつも違う女の子を連れているプレイボーイで、京介と紫乃の浮気をいち早く見抜く。美鈴を気にかけているところもあり、2人の関係性も見どころとなる。

樋口は「原作を読ませていただき、この物語の中で巻き起こる渦のようなものに一気に引き込まれていく自分がいました。私が演じる須川美鈴は、自身を成長させるため、揺るがない心(しん)の強い女性だと思います。それぞれの役の気持ちで考えるとまた違う景色が広がり、胸が切なくなったり、同情してしまったり…さまざまな立場、視点でこのドラマを皆さんに楽しんでいただきたいです!」と役柄について触れながら、作品をアピール。

のせりんは「初めに原作を読んだ時、さまざまな視点からいろいろなストーリーが繰り広げられていく作品で、全く結末が予想できない展開にすごく興味が湧きました。出演が決まった時は純粋に『うれしい!』という感情と同時に、世界観にうまく入り込めるか不安と好奇心が入り混じった不思議な気持ちがありました。朝日は自分とは反対のキャラクターなのでとても挑戦的な役柄ですが、朝日を理解することで、新しい自分を発見できるような気もしています。すごいスピードでいろいろなことが起こるのであまり瞬きしないで見てください! そして作中で変化していく朝日の気持ちにも気付いてくれたらうれしいです」と、演じる朝日への理解を深めながら作品に臨む。

また、平野が演じる文也は、京介と大学内でよく共に行動している親しい友人の1人。朝日を見習って「今年は女の子と遊んでやる」と意気込んでいる。田中が扮(ふん)する伊勢埼は、いつも早智の味方をし、気に掛けている。葵が務める彩花も同様に、早智の恋路をサポートする友人だ。

田中は「ドラマの出演が決まり、原作も読みましたが、“これを実写でやるのかぁ”と心が痛くなりそうでした(笑)。僕の演じる伊勢埼は早智と大学の同級生という関係性なので、京介や紫乃さんとは直接対峙(たいじ)する機会はほとんどありませんでした。ですが、揺れ動くさっちゃんを通して伊勢埼の思いも見えてきたりと、作品に登場するすべての人物の激しく、切なく、揺れ動く心に影響されながらも自分たちの未来へと進んでいく姿を見てくださると幸いです。ぜひお楽しみに!」と自身の役柄と作品の魅力に言及。

平野は「演技に挑戦をしたことがなかったので、不安な気持ちもありましたが、新しいことにチャレンジするワクワクもあって、出演が決まりすごくうれしかったです」と初のドラマ出演に心を躍らせ、「僕が演じる文也は陽気な大学生なのですが、僕自身ポジティブで明るい性格なので素の自分と近い部分があり、演じやすかったです。この作品はいろいろな展開があってドキドキするシーンがたくさんあると思います。その中で文也たちが本当に少年のような人物なので癒やしにもなるかと思います」と、演じた文也の劇中での役割を明かす。

葵は「山田彩花役に決まり、原作とドラマ台本を読ませていただいた時に、友人として『さっちゃんを支えなきゃ』と強く思いました。それぞれの登場人物の思いがディープに絡み合う作品で、私の演じる山田彩花はお節介な友人として登場しております。さまざまな愛の形が描かれる中で、友情の愛も楽しんで見ていただけたらうれしいです!」と役柄を伝えつつ、視聴を呼び掛けている。

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