三遠が“元日本代表”金丸晃輔の退団発表…初のB1地区V「宝物です」ファンに感謝

B1リーグの三遠ネオフェニックスは5月20日、元日本代表の金丸晃輔が今シーズン限りで退団することを発表。同日付で自由交渉選手リストに公示された。

福岡県出身で現在35歳の金丸は、192センチ88キロのスモールフォワード。長らくシーホース三河のエースとして活躍し、島根スサノオマジックへの移籍を経て、2022-23シーズンから三遠に加入。移籍2年目だった今シーズンは、B1公式戦で先発24試合を含む42試合に出場し、1試合平均8.2得点1.3リバウンド0.7アシストをマークした。

今回の退団発表に際して、金丸は「この度、チームを退団することとなりました。2年前、このチームを変えるために、フェニックスに移籍してきました。初年度はなかなか上手くいかないことの方が多く、辛いシーズンとなってしまいました。翌年の今シーズン、1つの目標であったCS出場が叶い、ブースターの皆さんの喜ぶ姿を多く見られた事が一番うれしかった事でもあり、宝物です。2年間でしたが、本当にありがとうございました!」と、クラブを通じてコメントした。

今シーズンの三遠は、46勝14敗でクラブ史上初となる地区優勝を成し遂げたが、チャンピオンシップでは広島ドラゴンフライズに連敗し準々決勝敗退。この日、金丸の退団に加えて、地区優勝の原動力となったコティ・クラーク、若手ガードの森口弥を自由交渉選手リストに公示することも発表した。

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