三遠“初優勝の立役者”クラークらFAに…チーム最多16.1得点、クラブは交渉継続の姿勢

B1リーグの三遠ネオフェニックスは5月20日、コティ・クラークと森口弥を同日付で自由交渉選手リストに公示した。

アメリカ出身で現在31歳のクラークは、201センチ121キロのパワーフォワード。2021-22シーズンに来日し、2シーズンに渡って名古屋ダイヤモンドドルフィンズで活躍すると、今シーズン開幕前に三遠に加入。レギュラーシーズン57試合の出場で、1試合平均チーム最多の16.1得点7.5リバウンド4.8アシスト1.2スティールを記録し、クラブ史上初となる地区優勝に大きく貢献した。

大阪府出身で現在24歳の森口は、177センチ76キロのポイントガード。2022年に東海大学九州からKBL(韓国)のコヤンキャロットジャンパーズに入団し、実質プロ2年目の今シーズン開幕前に、三遠と選手契約を締結した。Bリーグデビューイヤーとなった今シーズンは、2月に全治3~6カ月の「両股関節関節唇損傷」で戦線離脱し、16試合の途中出場、1試合平均1.6得点に留まった。

なお、クラブは同日に元日本代表の金丸晃輔が退団することも発表。同日付で合計3選手が自由交渉選手リストに公示されることになったが、クラークと森口に対しては引き続き契約交渉を行っていく姿勢を示している。

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