「痴漢被害を減らすには…?」SHELLYが意外な対策を提案→「すごい良い」「好感が持てました」と反響。これはマネしたい!

タレントのSHELLYさんが5月3日にYouTubeチャンネルを更新。痴漢被害を減らすために必要なことについて説明する動画を公開しました。

時事通信

普段からYouTubeチャンネルなどで“性教育”について発信しているSHELLYさん。春は痴漢被害が増えるという統計データ もあるため、注意を促しました。

「公園でとか電車でとか嫌な思いをする人……例えば新生活が始まる4月とかそれ以降は“電車での痴漢が増える”っていうのを東京都も発表してたりするので」

「この時期っていうのはやっぱりこう、新生活に慣れてホッとする時期でもあるかもしれないし、思ってた新生活じゃなくてツラいって思ってる時期かもしれない」

「そういうみんなが色々自分のことで大変なときに、犯罪も増えるんだよっていう話をしたくて」

そもそも「どうすれば痴漢被害を減らせるんだろう?」と考えたSHELLYさん

時事通信

以前にもYouTubeチャンネルで、電車で困っている人を見かけたときに使えるハンドサインやアプリを紹介していたことについても言及しつつ、それ以外にも被害を減らすために大切なことがあると語りました。

「お風呂場(自身のYouTubeチャンネル)の動画で『電車で困ってる人がいたときに覚えておくといいよ』っていうハンドサインもそうだけど……」

「例えば『もしかしてこの人、痴漢されてるのかな?』『なんかちょっと嫌な顔してるな』って気付いたときに、携帯の画面で『大丈夫ですか?』『ちかんされてないですか?』って出せるアプリがあるっていう話もしたんですけど」

「それだけじゃなくて、結構大事なのは、電車とかバスとか公共の場にいる時に私も本当にそうなんだけどひとりのときってずーっと携帯見ちゃうのよ。動画見たりとかSNSチェックしたりとか」

「いろいろ見ちゃうんだけど、みんながそれやってたら、被害に遭っている人のこと気付いてあげられないよね

「『どうやってこういう被害を減らせるんだろう?』って思ったときに、被害に遭っている人をどうやって見つけてあげて、絶対に加害してはいけないっていう空気作りが超大事だよね」

被害を減らすためには、“周囲の目”を強化する必要があると力説したSHELLYさん。なるべく電車の中の様子をひとりひとりが気にかけることで、痴漢の被害を減らすことができる可能性を指摘しました。

「じゃあどうすればいいかっていうと……ときどき携帯から目を離してなんとなく周りを気にしてみる!

「見つけてあげられないと、そもそもその人を助けることができないので、なんとなく周りを気にしてみてみる」

「『あれ、あの人…?』って思ったときに、例えばちょっとソワソワしてみたりとか、その人と目が合わなくても『あれ?あれ?』みたいな感じを出して、もしかしたら、加害している人が『やべっ!』ってなるかもしれない しその加害の時間をちょっと減らせるかもしれない」

被害者に対して自衛を求めるのではなく、周囲の目を強化することにより防ぐというのは、誰にでもすぐにできる有効な方法かもしれませんね。

またSHELLYさんは他にも動画の中で、実際に痴漢の被害に遭っている人を見かけたときの対応方法や、子どもが性被害に遭いやすい状況や具体的な対策などについても意見を述べています。

この提案に大反響

視聴者からは

「男性間の痴漢被害経験者です。 未だに、痴漢は『男から女へ』という認識の方が多く、男性の痴漢被害者を信じてくれない現状があります。 今回の動画は、痴漢被害の年齢や性別を限定しない内容で、好感が持てました」

「痴漢被害者当人に対して『こうすれば被害を避けられる』とか『被害に遭ったらこうしろ』とかの自衛や責任を求めるのではなく、周りが気にかけて助けてあげようというシェリーさんの意見、すごい良いと思いました」

「被害者にならないために、よりも加害者にならない教育の方が本当に大切だなぁと思ってます。 大人から子どももあれば、子ども同士で学校で起こることもありますよね」

などのコメントが寄せられています。

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