国の天然記念物に指定の「ツガザクラ」満開 一方、近年は盗掘被害も…

愛媛県新居浜市の赤石山系に自生し、国の天然記念物に指定されている「ツガザクラ」が満開を迎え、訪れた登山客たちを楽しませています。

釣鐘の形をした、淡いピンクの花をつけるツガザクラ。

ツツジ科の高山植物で、赤石山系の銅山峰一帯に自生しているツガザクラは、国の天然記念物に指定されています。

市によりますと、今年は例年より5日ほど早い5月初旬から花をつけ始め、晴天に恵まれたこの日は、訪れた登山客らが山肌で満開を迎えた小さく可憐な花を楽しんでいました。

登山客
「可愛い。本物見んとダメですね。本物見んとこの感激は伝わらん」
「可愛いですよね、毎年楽しみにしてます。すごく癒されますよね」

このツガザクラ、近年は盗掘被害が報告されていて、市は貴重な高山植物の保護を呼びかけています。

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