奥能登最古のショッピングセンターが自己破産へ 津波被害の珠洲シーサイド

能登半島地震で被災した珠洲市の商業施設のテナント運営会社が事業を停止し、自己破産申請の準備に入ったことが分かりました。

信用調査会社の帝国データバンク金沢支店によりますと、事業を停止したのは珠洲市の「ショッピングプラザ・シーサイド」のテナント運営会社「ドリーム」です。

負債については、およそ5000万円が見込まれるということです。

シーサイドは1979年に奥能登最大の複合型ショッピングセンターとして開業。

ピーク時とみられる2011年2月期には年間およそ1億円の売り上げを計上していました。

しかし、能登半島地震で津波の被害に遭って休業を余儀なくされ、再建のめどが立たないことから今月17日付で事業を停止し、自己破産申請の準備に入りました。

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