「大谷翔平は真のスーパースターだ!」ドジャー・スタジアムを熱狂させた劇的サヨナラ打に賛辞止まず! LAメディアが総額1015億円の“価値”を誇示

劇的なサヨナラ打に拍手喝采が止まない。

現地5月19日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は本拠地で行なわれたシンシナティ・レッズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、延長10回の第5打席で移籍後初となるサヨナラ安打を放つなど、4打数2安打1打点の活躍でチームの3連勝に貢献。4試合ぶりのマルチヒットを記録し、打率.353でリーグトップに再浮上した。

2対2の同点で迎えた10回裏に、その値千金の一打は飛び出した。2死一、二塁の場面でレッズの守護神アレクシス・ディアスと対峙した大谷は、内角低めに投じられた6球目のストレートを強振。右翼線へのタイムリーヒットで、二塁ランナーが一気にホームへと生還。スーパースターの劇的なサヨナラ打で、ドジャースが接戦をモノにした。

試合を決めた背番号17に地元ファンは狂喜乱舞。チームメイトも歓喜の水を浴びせるなど、手荒い祝福で大谷を称えた。
無論、LAメディアも日本人スターの殊勲打に夢中だ。ドジャースのあらゆる情報を発信している専門メディア『Dodgers Nation』は「ドジャースがオオタニを最も必要としていた場面で、スーパースターが大活躍を見せた!」と速報を打ち、ドジャースでのキャリア初となるサヨナラ打に反応を示している。

同メディアは大谷自身のサヨナラ打は4シーズンぶりだと紹介したうえで、「延長戦まで残ってくれたドジャー・スタジアムのファンに、彼は感謝を示した」と綴り、「この男は真のスーパースターであり、LAがこれまで彼に払おうと考えていた金額に見合った価値がある」と、10年総額7億ドル(約1015億円)の超大型契約で迎え入れたメガスターへ称賛の言葉を送った。

さらに、「我々は孫たちに、彼のことをずっと話すつもりだ」と記すほど、殊勲の一打を絶賛。興奮を抑え切れなかった。

ドジャースはレッズとの4連戦を3勝1敗で勝ち越し、貯金を「15」にまで伸ばした。チームの調子とともに大谷の評価がうなぎ上りとなっている。

構成●THE DIGEST編集部

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