体操のパリ五輪代表の最終選考会を兼ねた大会がきのう（19日）群馬県で行われ、岡山市出身の20歳、岡慎之助選手が優勝し、初の五輪代表を掴みました。
きのう群馬県で行われた、体操・NHK杯。4月の全日本選手権の得点を持ち点に2日間の演技で争われ、2位以内に入れば五輪代表が決まります。初日を首位で終えた岡選手。迎えた最終日。2種目目のあん馬でミスをします。しかしその後は安定した演技を見せます。トップで迎えた最終種目の鉄棒。難易度の高い大技を成功させ美しい着地も決め、苦しみながらも大会初優勝。パリ代表の座をつかみました。
（岡慎之助選手｟徳洲会｠）
「目標にしていたパリの代表というところが、勝ち取れたので嬉しいというか、少しホッとしています。自分らしい演技をして、日本に勢いをつけられるような演技をしたいと思います」
同じく岡山・関西高校出身の土井陵輔選手は総合3位。五輪代表に選ばれる上位2位には惜しくも食い込めず、補欠として代表入りする見通しです。
