【新日本】高橋ヒロムがニンジャ・マックとの注目対決を制す「もう絶好調と言ってもいいんじゃない?」

新日本プロレスは5月19日 (日)、名古屋国際会議場・イベントホールにて『BEST OF THE SUPER Jr.31』を開催した。

『BEST OF THE SUPER Jr.31』
日時:2024年5月19日 (日) 17:00開場18:00開始
会場:愛知・名古屋国際会議場・イベントホール
観衆:1,596人

第7試合では『BEST OF THE SUPER Jr.31』Bブロック公式戦が行われ、高橋ヒロム(2勝2敗)vsニンジャ・マック(2勝2敗)の注目対決が行われた。

ニンジャの変幻自在のアクロバティック殺法に対し、ヒロムも応戦。

危険度の高いエプロンへのサンセットフリップ・パワーボムを炸裂させるなど、ニンジャがヒロムを追い詰めたが、最後はヒロムがDで捕獲しギブアップ勝利を奪った。

<試合結果>

▼第7試合 30分1本勝負
『BEST OF THE SUPER Jr.31』Bブロック公式戦
高橋ヒロム〇(3勝2敗=6点)
vs
ニンジャ・マック×(2勝3敗=4点)
9分10秒 D

■試合後バックステージコメント

ヒロム「勝ったよ、ヒロムちゃん。巻き返し、調子に乗ってきた。ヒロムちゃん、絶不調だったけど、もう絶好調と言ってもいいんじゃない? 調子に乗ってきたよ。完全に。これヒロムちゃん調子に乗ってるわ。このね、調子に乗ってるのを、1回自分で下まで下げるのが大事。学んでるから。今日の試合見てわかったでしょ? 俺はね、わざとヘッドシザースホイップ? ティヘラ? いやいや違う、俺にはね、あの一般的にティヘラ、ヘッドシザースホイップと呼ばれてる技にね、『挟み技』っていう名前がある。これ知ってる? みんな! 何で『挟み技』って言われてるか。何か全く話変わっちゃうけどね。

あの草なぎ剛さんが命名だから。俺のこの、ヘッドシザースホイップ? ティヘラ? それを草なぎ剛さんが『挟み技』って言ったことによって、俺のこの技は『挟み技』になったわけだからね。これみんな知ってるかな? 新しくファンになった人は知らないんじゃない?まぁそんなことはどうでもいいんですよ! そんなことはどうでもいい。今このムダなトークが増えてるってことはね、ヒロムちゃん調子に乗ってるってこと。ただ1回これね、自分で殺さないと、そこを。落ち着け。落ち着いてヒロムちゃーん、大丈夫、大丈夫。心に秘めてー、そういう思いは心に秘めてー、ハイ大丈夫落ち着いてー、ハイ大丈夫!

そう、最初の挟み技、打った時にねえ、確信したんだよ。『あ、この男は、こうやってこういう技を切り返すことによって悦に入る人間なんだな』と。自分に酔っちゃう人間なんだなと。だからね、わざとあれだけ挟み技を使ったわけですよ。ここ? ここの違いっていうの? 何一つねえ、勝てないよ、ニンジャ・マックに。何一つ勝ってないけどね、まあこの『BEST OF THE SUPER Jr.』への思い、一つの勝利へのこだわりっていうの、まぁそういった意味で、ヒロムちゃんのここ、出たんじゃないかなって、そう思うよね。

今こうやって、カッコつけてコメントしてるだけで、『ああ、俺、キテるんだな』と。ああ!それは一回抑えないと。一回抑えないと。まだだね。まだ6点だよな。大丈夫大丈夫、ここからいけるわ。いけると確信できた。今日の試合で。ヒロムちゃんここあんなって、みんな思ったんじゃない? ありがとう」

ニンジャ「あれこそが『BEST OF THE SUPER Jr.』だ!観客からのチャクラを感じたか?ニンジャ・ファイトのようだった。タカハシ、とても偉大なレスラーに大いなるリスペクトを。俺が負けたことはわかっている。だが試合を始めた時、最初に足を着いたのはおまえの方だった。だから試合には負けたのは俺かもしれないが、小さなバトルに勝ったのはこの俺だ。そのことは忘れない。BET THAT!」

<写真提供:新日本プロレス>

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