イオン北海道/店舗配送の海上輸送へのモーダルシフト実験

イオン北海道は5月20日、釧路市、栗林商船と連携し、「イオン釧路店」「イオン釧路昭和店」に納品する住居余暇・ヘルス&ビューティーケア商品、衣料品の一部について、栗林商船のRORO定期船(苫小牧港発、釧路港着)による海上輸送実験を行うと発表した。

<海上輸送へのモーダルシフト実験>

釧路市では、将来の釧路港の物流機能として、荷主や物流業界に選ばれ、釧路港から東北海道一円に物資を供給する結節点になることを目指している。

今回の実験により、両店舗への配送を陸上輸送から海上輸送(苫小牧港~釧路港)に切り替えることで、トラック便数削減やそれに伴うドライバー不足問題の解消、トラックから排出されるCO2排出削減が見込まれる。

週4回この配送を実施した場合、トラック運行距離は月間約2万9000キロ、CO2排出量は月間約2万1000㎏-CO2の削減効果を想定しているという。

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