マクラーレン初の電動MTB、スーパーカーのデザインモチーフ採用…欧州発表

マクラーレンの電動マウンテンバイク

マクラーレン・オートモーティブは5月16日、ブランド初の電動マウンテンバイク(MTB)を欧州で発表した。

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デザインは、マクラーレンのスーパーカーからインスピレーションを受けており、マクラーレンの性能重視のデザインと技術を初めて電動二輪車の世界に持ち込んだという。

これらの電動バイクは、軽量のカーボンファイバー構造と新世代の電動化技術を採用し、マクラーレンならではの高性能な体験を追求する。強力なモーターにより、高いパワー・トゥ・ウェイトレシオを実現し、他のプレミアム電動バイクを凌駕するトルク性能を持つ、と自負する。

さらに、マクラーレンのデザインチームは、スーパーカーのドライバーディスプレイをモチーフにしたデジタルディスプレイを考案した。速度、バッテリー寿命、航続などのテレメトリー情報をハンドルバーに装着されたフルカラーLCDパネルに表示する。

4つのモデルとして、『Extreme 600』、『Extreme 250』、『Sport 600』、『Sport 250』を用意した。それぞれ、都市の道路、オフロードトラック、山道において、究極の二輪体験を追求する。

フラッグシップモデルのExtreme 600は、最大852Wのパワーと最高速32km/hの性能を持つ。世界最強の公道走行可能な電動マウンテンバイクのひとつになるという。

2つの電動マウンテンバイクは限定生産される。29インチのハードテイルバージョンと、29インチのフロントホイール、27.5インチのリアホイール、145mmのリアトラベル、160mmのフォークトラベルを備えたフルサスペンションバージョンがある。

「Extreme 600W」と「Extreme 250W」はSRAMワイヤレスXXイーグルトランスミッション12速ドライブトレインを、「Sport 600W」と「Sport 250W」は機械式SRAM GXイーグル12速ドライブトレインを搭載している。

マクラーレン車と同様に、デジタルディスプレイを介して選択可能なパワーモードが装備されている。オフ、エコ、トレイル、スポーツ、レースの5つのモードがあり、ライダーのニーズに応じて最適なパワーを発揮する。

マクラーレンExtremeは、最大限のオフロード性能、コントロール、快適性を追求したフルサスペンションの電動マウンテンバイクだ。ピレリ製タイヤを装着している。

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