八村塁はレイカーズの放出候補〝2番手〟か「非常に魅力的なトレードアイテム」と米メディア

攻守両面で評価されている八村塁(ロイター=USA TODAY Sports)

米プロバスケットボールNBAレイカーズの八村塁(26)が、トレード放出の有力候補になっていると米メディアが指摘した。

今季の八村は実力を証明した一方で、レイカーズ側は再建のために大物選手の獲得を模索しているチーム事情もあって、トレードでの放出が盛んに取りざたされている。

そうした中で、球団専門メディア「レイクショーライフ」が最新状況としてトレード候補の4人に八村が入っていると報じた。

八村は2番手で紹介されており「今後の取引において、彼がまったくアンタッチャブルであると言うわけではない」と指摘。その理由についてこう説明した。

「彼がレイカーズに提供するものは、非常に明確に定義されている。両サイドで貢献する多才な選手であり、キャッチからのスポットアップ、ドライブ、プルアップしてミドルレンジからのシュートを打つのにも効果的で、多面的に活躍するスコアラーだ」と攻撃面を高く評価。また「守備の観点から見ると、彼は切り替え可能なサイズとスキルを備えており、ファウルなしで良い守備をすることがよくある。これらすべての特性により、彼はほぼすべてのチームにとって非常に魅力的なトレードアイテムになる。どこへ行っても、同様のインパクトをもたらすことができる」と攻守両面で能力が高く、トレードで獲得したいチームは列をなしているというわけだ。

それほどの選手でもレイカーズでは、やはり放出候補というのが実情。「なぜレイカーズは彼と別れようとするのだろうか? まあ、それは当然とも言える適正な価格だろう。LAがチャンピオン候補のレベルに戻るのに役立つと信じている3番目のスターを取り戻すことができれば、塁を諦める価値は十分にあるだろう」とレブロン・ジェームズやアンソニー・デービスに続くスーパースター獲得のためには、八村を差し出すしかないとの方針をレイカーズは固めているわけだ。

八村の新天地はどこになるのか、はたまた逆転残留はあるのか。その去就から目が離せない。

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