中国支援のナイジェリア連邦交通大学、第1期が引き渡し

中国支援のナイジェリア連邦交通大学、第1期が引き渡し

17日、ナイジェリアの首都アブジャで行われたナイジェリア連邦交通大学プロジェクト第1期の引き渡し式で集合写真に納まる来賓ら。(アブジャ=新華社配信/閆玉娟)

 【新華社アブジャ5月20日】中国企業が投資、建設したナイジェリア連邦交通大学プロジェクト第1期の引き渡し式が17日、同国の首都アブジャで行われた。同大の運営開始は、運輸交通分野における専門人材の育成開始を意味する。

 同大は、中国のインフラ建設大手、中国鉄建傘下の中国土木工程集団が投資、建設したアフリカ初の交通大学で、北部カツィナ州ダウラにある。2021年1月にプロジェクト第1期が着工し、翌22年に土木建築部分が完了、その後、運営調整や大学認可手続きが順次完了した。

中国支援のナイジェリア連邦交通大学、第1期が引き渡し

カツィナ州ダウラにあるナイジェリア連邦交通大学。(2022年12月20日、ドローンから、アブジャ=新華社配信)

 引き渡し式典に出席した同国のセイドゥ・アルカリ交通相は、大学の設置完了を「歴史的」なものであると指摘。教育分野における発展を支援する中国企業の功績に謝意を示した。

 中国鉄建の戴和根(たい・わこん)董事長は「今年3月に第1期生が入学し、プロジェクト第1期が引き渡され、高度人材の育成が始まった。インフラ整備や教育・育成分野における両国の協力強化のモデルになるだろう」と語った。

中国支援のナイジェリア連邦交通大学、第1期が引き渡し

カツィナ州ダウラにあるナイジェリア連邦交通大学の内部。(2022年6月8日撮影、アブジャ=新華社配信)

中国支援のナイジェリア連邦交通大学、第1期が引き渡し

カツィナ州ダウラにあるナイジェリア連邦交通大学。(2022年12月23日、ドローンから、アブジャ=新華社配信)

中国支援のナイジェリア連邦交通大学、第1期が引き渡し

カツィナ州ダウラにあるナイジェリア連邦交通大学。(2022年12月23日、ドローンから、アブジャ=新華社配信)

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