石川・珠洲の小売業者破産申請へ 能登半島地震、津波で休業

 石川県珠洲市の小売業「ドリーム」が能登半島地震の影響で自己破産申請の準備に入ったことが20日、分かった。地震による津波で店舗が入るショッピングセンターが全壊して休業が続き、17日に事業を停止した。負債総額は調査中。代理人弁護士が明らかにした。

 帝国データバンク金沢支店によると、ドリームは設立された1979年に珠洲市で開業した「ショッピングプラザ・シーサイド」の一部の店舗を運営し、書籍や衣料品、たばこなどの販売を手がけてきた。これまでの売上高の最高は、2011年2月期の約1億円だったとみられる。

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