「子どもかよ!」何かと張り合ってくる【負けず嫌いモラ夫】にウンザリ → 大きくなった娘がガツン!

夫婦に勝ち負けはないはずですが、筆者の知人Aさんの夫は超が付くほどの負けず嫌い。何かと張り合ってくる夫にウンザリしていた、というAさんから話を聞きました。この家で1番子どもなのは一体誰なのでしょうか……?

負けず嫌いな夫

Aさんは結婚してから、夫が超負けず嫌いなことに気がつきました。Aさんも交際中は「すごいね」「かっこいい」と褒めてあげていたので気づきませんでしたが、夫は人が褒められるのが大嫌いで自分を褒めてほしい人だったのです。

「きれいな奥さんと結婚できて幸せだね〜」

こんな褒め言葉に対しても張り合い「いやあ、俺みたいな優秀な男と結婚できたAの方が幸せですよ」なんて言い返してしまうのです。

子どもが生まれても変わらない夫

そんな風に張り合いながらも、子どもに恵まれたAさん夫婦。「子どもが生まれたら負けず嫌いな部分も改善するかしら?」と淡い期待を抱いていたAさんですが、その期待は見事に裏切られました。

「娘は俺に似ている」
「俺の方が懐かれてる」
「Aは劣化したけど、俺はパパになってもかっこいい」

とにかくありとあらゆる場面で夫はAさんに張り合ってくるのでした。ママになったAさんは毎日慌ただしくなったので夫には構っていられなくなり、夫の負けず嫌いも気にならなくなっていきます。

成長した子ども、成長しない夫

娘はすくすくと成長し小学校高学年になりました。そんなある日、義両親宅で娘が褒めてもらう機会があったのです。

姑「ほんとに賢く育ったわね〜。Aさんがしっかり育ててくれてるおかげだわ」

夫はこの発言が気に入らず、言い返しました。

「いやいや俺に似たからでしょ! しかも俺がこの年の頃はもっと賢かったし!」

偉そうに言いふんぞり返っている態度にAさんは呆れてしまいます。

この家で1番子どもなのは誰?

「お父さんってほんと子どもだよね」

娘がポツリとつぶやき、義父母もAさんもそれに同意。

「お父さんだけがこの家で成長してないんじゃない。いつもお母さんに張り合ってみっともない」

娘はさらにガツンと言い、夫は開いた口が塞がりませんでした。これに懲りて成長してほしいと願うAさんですが、これまでの変わらない様子を見ているので過剰な期待はしていません。

負けるのが悔しい気持ちはわかりますが、父親がいつまでも子どものままでは困ってしまいますよね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:安藤こげ茶

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