「自民党に対して非常に厳しい意見が寄せられている」自民・渡海政調会長 大分で県議らと意見交換

自民党の派閥の政治資金パーティーを巡る問題を受けて、党本部の役員が全国各地を訪れて意見交換を行う「車座対話」が20日、大分県大分市でも行われました。
県議などからは自民党への厳しい意見が県民からも届いていることが指摘されたということです。

20日、渡海紀三朗政調会長などが大分市を訪れ、県議会議員などと意見交換しました。
冒頭、渡海政調会長は「自民党に対して非常に厳しい意見が寄せられているが、もう一度原点に返って党改革を成し遂げたい」などと挨拶。
このあと、非公開で行われた対話の中では参加者から「地方との情報共有を密にしてもらいたい」などの意見が出たということです。

◆自民党・渡海紀三朗政調会長
「地域の同志を大事にするという政党であることを今後もしっかりと我々は胸に刻みながら党運営にあたっていきたい」

このほか、中小企業対策などの要望も出されたということで、渡海政調会長は国政に反映させる考えを示していました。

自民党が単独で提出した政治資金規正法の改正案について、修正に応じる可能性について記者団から問われると、「直すべきところがあれば自民党としても直すことはやぶさかではない」と述べました。

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