東京八王子ビートレインズ シーズン終了を報告 リーグ改革受け、昇格目指す 八王子市

市長を訪問したトレインズの選手ら

東京八王子ビートレインズが5月8日、バスケB3リーグ2023―24シーズンの終了を報告するため、室舘勲代表取締役社長をはじめ、アシスタントGMの石橋貴俊さん、アシスタントコーチの亀崎光博さん、上江田勇樹選手、東祐太選手、大金広弥選手、大城侑朔選手らが市長を表敬訪問した。

室舘社長が「リニューアルして4年。開催状況もコロナ前に戻りつつある。市民デーも、たくさんの方に来てもらえた。成績は12位だったが、成績以上の盛り上がりがあった」と報告すると、ホーム戦を観戦したことのある初宿和夫市長は「年々、総入場者数が増えているのがうれしい。会場もショーアップされていると感じた。プロのぶつかり合いは迫力がある」と応えた。

また、高松僚常務からは2026年に行われるBリーグの改革について説明があり、現在のB2リーグにあたる「B・LEAGUEONE」への参入を目指すこと、そのの審査基準を満たすため「年間平均入場者数1500人以上」「債務超過解消」の目標が必達であることが告げられた。

東京八王子ビートレインズの23―24シーズンは、20勝32敗と18チーム中12位と昨季と同位だが、ホーム戦の総入場者数は昨季より7792人増の2万7239人。1試合平均は300人増の1048人だった。ファンクラブ会員数も3485人、協力企業355社(5月1日時点)と過去最高を記録した。

高松常務は「来季は10シーズン目。八王子市、スポンサー、ブースターの皆様が誇れるクラブになります」と話した。

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