西野七瀬、高山一実に尊敬の念 乃木坂46時代を懐かしむ「弱音は聞いたことがない」

撮影・村上順一

高山一実、結川あさき、西野七瀬、内村光良が先日、都内で行われた映画『トラペジウム』公開御礼舞台挨拶に出席した。

2018年に単行本化された高山一実による青春小説のアニメ映画化。アイドルを目指す高校生・東ゆうが、東西南北の美少女を集めながら自らの夢に向かって進む姿を描く。

乃木坂46の1期生として高山と深い親交があり、ゆうたちが出会う観光ボランティアおじいさん役の声優を務めた西野は「声優のお話をいただいた時は笑っちゃいました!おばあさんならまだわかるけどって」と笑いつつ「かずみん(高山)や内村さんと一緒におじいさんの役を演じると聞いて、それなら心強いと思いすぐに『やりたいです』と答えました」と出演を即決したことを明かした。

高山も西野と同じシーンで別のおじいさんの声を担当した。2人のアフレコは一緒に行われており、「かずみんと一緒にアフレコできてよかった!グループ活動していたときは、おばあさんみたいな声を出して会話する遊びもしていたので…二人の世界でした」と懐かしみつつ振り返った。

また、西野は「私は原作も読んでいましたが、完成した映画を観たらスタジオとかテレビ局とか出てくる景色に見覚えがあって、自分のグループ活動時代を思い出したりもしました。4人の女の子たちの青春をのぞき見しているような気持ちになれる、キラキラした素敵な映画だと思います」と本作の魅力を語った。

さらに「私は、当時かずみんが小説を執筆しているのを横で見ていて。グループ活動をしながら(の執筆)で大変だったのに弱音は一切聞いたことが無いし、ひたすら小型のパソコンに打ち込んで書き上げて一冊の本を作って、それが劇場で映画として公開されるなんて、本当にすごいことをしていたんだなってあらためて尊敬します。本当にすごい!」と、そばで見守ってきた西野ならではの視点から、高山の姿勢を絶賛した。

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