【西武】源田壮亮選手インタビュー 今シーズン初のサヨナラ勝ちが決まった時の心境とは?

5月3日放送のライオンズナイターでは、ベルーナドームの西武―ソフトバンク7回戦の試合前に、埼玉西武ライオンズの源田壮亮選手にインタビューした模様を放送した。日本ハム戦(5月1日、5回戦)で、今シーズン初のサヨナラ勝ちが決まった時の心境について訊いた。

――あれから(5月1日、対日本ハム5回戦)2日経ちましたが、今シーズン初のサヨナラ勝ちを若林楽人選手が決めた瞬間のお気持ちを教えて下さい。源田「いやー、勝つのは嬉しいですね」

――源田選手だけでいうと、グラウンド上で久しぶりに笑顔を見たなといった感じがしました。源田「そうですね(笑)」

――試合後のロッカールームはどんな様子だったのでしょうか?源田「やっぱり、みんなすごく喜んでいましたね」

――そういった時は、高い声で「ヤッホー」とかを言う人もいたりするのですか?源田「なんかいっぱい聞こえていましたよね」

――源田選手は言わないのですか?源田「そうですね。誰の声か分からないですけど誰かが言っていたら言うかもしれません」

――サヨナラ勝ちを収めた日本ハム戦(5月1日、5回戦)は、7回表までショートに打球が飛んでこなかったですね。なかなか守備機会が訪れない試合は、どういうお気持ちなのでしょうか?源田「早く打球が飛んできてほしいなというのはありますよね」

――ひたすら待ち続けるわけですからね。源田「そうですね。展開的にも終盤の大事な場面でいきなり打球が飛んでくるのもあれなので、早めに飛んできてほしいです」

――8回表、2アウト1塁、日本ハムの松本剛選手が放った二遊間ハーフライナーをワンバウンドで捕ったあと、2塁に駆け寄りながらグラブトスをして3アウトにしました。右手に持ち替えなかったのはなぜですか?源田「ひとつ持ち替える動作が入ると、当然ミスをする確率も増えるのと、体勢的にも普通にトスするよりはそのままグラブトスのほうがスムーズだったので」

――グラブトスにするかどうかの判断は、打球を捕る前、捕ったあとどちらなのでしょうか?源田「捕る前か、捕りながらぐらいですね」

――先々週の金曜日、7連敗を止めた試合前(4月19日、対楽天4回戦)に、源田選手は「シーズン中のどこかで結果が出ない時は、どのチームも絶対にあります」と語っていました。今週の火曜日(4月30日)あたりに、キャプテンとしてどんなことを考えていましたか?源田「とにかく前を向いて戦うしかないので、今はソフトバンクが首位を突っ走っていますけど、ソフトバンクでも去年は12連敗がありましたし、そういうこともあるんだとよく分かってはいるのですが、負けて喜ぶ人は誰もいないので、どんな内容であれ最後は勝てるようにというのは常々思っています」

――ドラフト1位ルーキーの武内夏暉投手は、今日のソフトバンクとの大事なカード初戦の先発を任されました。武内投手のここまで3試合の投球を見ていかがでしょうか?源田「本当に堂々と冷静にずっと投げ続けているので、本当にすごいなと思っています」

――1塁への牽制球で、実質もう3回もランナーを刺していますよね。ご覧になっていかがですか?源田「すごい難しいのでしょうね。アギラーも1回騙されていたので、それほどすごいのだなと思っています」

――源田選手が入った2塁への牽制球はまだないですよね?源田「僕はないかな。まあ2塁にランナーが来ないのが理想ですけどね」

※インタビュアー:文化放送・斉藤一美アナウンサー

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