花巻東が初戦 春の高校野球岩手県大会4日目 ベスト8出そろう

春の高校野球県大会4日目の20日は盛岡市と花巻市で2回戦4試合が行われ、ベスト8が出そろいました。春の大会5連覇中の花巻東が初戦を迎えました。

盛岡市のきたぎんボールパークの第1試合は、花巻東と一関二高の対戦です。花巻東は初回に犠牲フライで1点を先制したものの一関ニ高の先発・佐々木惺珂(せいが)の的を絞らせないピッチングの前に打線は湿りがちです。

5回には2アウトからヒットとフォアボールで1、2塁としますが・・・続くバッターは空振り三振。一関二高の佐々木が踏ん張ります。しかし花巻東は7回オモテ1アウト3塁から9番戸刺(とさし)煌一郎(こういちろう)。高めのボール球に食らいついてスクイズ。中盤からは、得意の足を絡めた小技を駆使し着実に得点を重ねていきます。守っては3回途中から3番手でマウンドに上がった金野快(こんの・かい)が丁寧にコーナーをつく投球で一関二高打線に付け入る隙を与えず花巻東が6対0で勝って初戦を突破しました。

そのほかの試合結果です。きたぎんボールパーク第2試合は水沢商業が12対7で盛岡商業に勝ちました。花巻球場第1試合は盛岡誠桜が5対2で久慈東に勝利。第2試合は高田が3対2で盛岡一高に勝って、ベスト8が出そろいました。

21日は休養日で、22日に2球場で準々決勝4試合が行われます。きたぎんボールパークは・大船渡対一関学院、水沢商業対高田の2試合。花巻球場は、盛岡大附属対専大北上、花巻東対盛岡誠桜の私立対決です。

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