米臨界前核実験に抗議 被爆者「サミットはただのセレモニー…」 広島

アメリカが行った臨界前核実験、被爆地広島から抗議が続いています。

平和公園の原爆慰霊碑前では県被団協など11団体でつくる核兵器廃絶広島平和連絡会議のメンバーらおよそ60人が核実験反対の横断幕をかかげ抗議の座り込みをしました。

アメリカは14日にバイデン政権で3回目となる臨界前核実験を行っています。

県被団協 箕牧智之理事長「去年のG7サミットからちょうど1年。(G7は)ただのセレモニーだったのですかと問いたいです。アメリカは世界のリーダーとして核兵器廃絶については積極的に指導すべき立場にある国だと思う」

最後の核実験からの日数を示す原爆資料館の地球平和監視時計は、抗議の意味を込め14日の臨界前核実験から経過した日数にリセットされています。

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