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7月に控えるパリ五輪のキーマンが、凱旋帰国を決断した。
5月20日、バレーボール男子日本代表の高橋藍が主戦場とするイタリアリーグ/スーペルレーガのモンツァから、日本のサントリーサンバーズへの移籍が電撃決定した。同日にチームがSNSなどに発表し、選手契約は7月に結ぶ。
今年10月に新たに開幕する国内バレーボールの新リーグ「SVリーグ」に、超目玉の現役日本代表プレーヤーが参戦する。高橋は2021年の東京五輪に初出場し、29年ぶりのベスト8進出の原動力として活躍。日体大在学中に世界最高峰のリーグ・セリエAに挑戦し、イタリア3季目となる今季はモンツァに移籍。レギュラーを確保し、シーズン5位でチームのプレーオフ決勝進出に貢献。日本人選手として21シーズンぶりのリーグ制覇にはあと一歩届かなかったが、コート上で大きな存在感を放った。
去年は日本代表でもネーションズリーグで銅メダルを獲得し、世界大会で46年ぶりとなる表彰台。さらに、パリ五輪の出場切符が懸かった最終予選でも攻守でチームを鼓舞し、本大会の出場権を得た。
入団するサントリーには高橋の実兄である塁も所属しており、兄弟での共闘実現に注目が集まっている。甘い端正なマスクと、身長188センチから放たれる強烈なスパイク、守備力にも優れているオールラウンダーの電撃加入のニュースに、SNS上は大いに盛り上がっている。
「えっ!? 日本に戻って来てくれるの!!」
「興味深いニュース」
「兄弟揃っての活躍が楽しみ」
「あーーーマジでイケメンすぎるのよ」
「絶対応援に行く!」
「キャ、嬉しい!」
新天地での活躍もさることながら、約2か月後に迫ったパリ五輪でも日本代表の主軸として大きな期待が寄せられている。
構成●THE DIGEST編集部