マブズが待つウエスト決勝へ駒を進めたウルブズ。主砲エドワーズは「アービングとのマッチアップが本当に楽しみ」<DUNKSHOOT>

現地時間5月19日(日本時間20日、日付は以下同)に行なわれたデンバー・ナゲッツとミネソタ・ティンバーウルブズによるウエスタン・カンファレンス準決勝第7戦は、ウルブズが98-90で勝利。4勝3敗で昨季王者を下し、2004年以来となるカンファレンス・ファイナルへ駒を進めた。

この大一番、ウルブズは第3クォーター開始直後に20点ものビハインドを背負っていた。しかしそこから猛反撃を仕掛け、第4クォーター最初のポゼッションで逆転に成功。その後は終始リードを保ち、最後はカール・アンソニー・タウンズがナゲッツの息の根を止める豪快なプットバックダンクを叩き込み、勝負を決定づけた。

ウルブズはそのタウンズとジェイデン・マクダニエルズがチームトップの23得点をマーク。ただ、主砲アンソニー・エドワーズは第4クォーター残り3分にリードを10点に広げる値千金の長距離砲を決めたものの、フィールドゴール6/24、3ポイント2/10と試合を通じてシュートが大乱調で、16得点と不発だった。
それでも、カンファレンス決勝で待ち受けるダラス・マーベリックスはルカ・ドンチッチ、カイリー・アービングという超強力バックコートコンビを擁しているだけに、勝利するためには若きエースガードの攻守にわたる活躍が不可欠。そのマブズとの対戦に際し、エドワーズはアービングとのマッチアップを心待ちにしているようだ。

「楽しみだよ。僕のマッチアップはカイリーになりそうだから、本当に楽しみだ。彼との対戦で自分に何ができるのか見てみたいね」

リーグ№1のスキルと卓越した勝負強さを誇るアービング。抜群の身体能力を武器に、華麗なムーブで得点を量産するエドワーズ。ともに類い稀なオフェンス力を誇る新旧スーパースターのマッチアップは、視聴者の心を鷲掴みにすること間違いなしだろう。

ウルブズとマブズによるカンファレンス・ファイナル第1戦は、中2日空いて22日、ウルブズの本拠地ターゲット・センターで行なわれる。

構成●ダンクシュート編集部

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