ノーコメントから一転 県平和大使協議会鴨野氏 新田知事の選挙応援に個人として前向きな姿勢示す 富山

「信教の自由を守るぞ」「おう」

こちらは旧統一教会の関連団体が19日開催した信教の自由を考えるシンポジウムです。

パネリストには信者の人権を守る二世の会の小嶌希晶代表や旧統一教会の富山家庭教会から中島弘一副教会長が出席しました。

会を主催したのは富山県平和大使協議会の鴨野守代表理事です。

鴨野氏は4年前の県知事選で旧統一教会側と新田知事側をつなぐ窓口となり、有権者への電話かけや後援会の名簿集めなど組織的な選挙応援を行いました。

鴨野氏はことし3月、新田知事が再選出馬を表明した際、選挙応援について「ノーコメント」としていましたが、19日のシンポジウムでは。

毛田千代丸キャスター:「県知事選では応援スタンスというのは本当にノーコメントというかそれぞれに任せるというようなコメントだったかと思います。現時点で鴨野さんとしては選挙応援についてどう捉えているのか教えてください」

富山県平和大使協議会 鴨野守代表理事:「私は本当に新田知事がこれから4年間でこの待ったなしの人口100万を切ったこの富山県において、最も難問とも言える人口減少問題に対して真正面から挑戦していただけるのであるならばですね、私は。まあこれは決定ではありませんが私は私の仲間に、新田先生をまた引き続き応援できないかと言って呼びかけるようなそういう気持ちはございます」

新田知事が人口減少問題に真摯に取り組むことを前提に、個人として選挙応援に前向きな姿勢を示しました。

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