日産、エクストレイルを仕様向上 90周年の記念車も発売へ

日産自動車は16日、SUV「エクストレイル」を仕様向上し、日産創立90周年の記念車「90th Anniversary」と共に、6月20日に発売すると発表した。

エクストレイルは、日産のフラッグシップモデルとなるSUV。洗練されたデザインや、抜群の走行性能に定評がある。走行性能に関しては「e-4ORCE」という電動駆動4輪制御技術が取り入れられており、現代のSUVらしいパワフルな走りを楽しめる。

今回の仕様向上では、全車に対して新たな安全装置を標準装備した。移動物検知機能付きのインテリジェントアラウンドビューモニターや、インテリジェントルルームミラーなどが、すべてのグレードで標準装備されている。

他にも、Nissan Connectナビゲーションシステムに対するHDMI端子、ディスプレイオーディオや日産オリジナルナビゲーションに対するインテリジェントアラウンドビューモニターの映像投影機能など、さまざまな要素が追加されている。

一部グレードへの独自の装備も見直している。Gグレードのインテリアでは、ブラックのナッパレザーシートをオプションで追加。Xグレードでは19インチタイヤとアルミホイールの組み合わせを選べる。

90周年記念車は、カッパー色化されたルーフレールやフロントVモーションがポイントだ。他にもリモコンオートバックドアやブラック塗装の18インチアルミホイールなど、独自の特徴が盛り込まれている。90th Anniversaryのタグも取り入れており、特別感を楽しめる1台だ。

価格は360万1,400円~475万2,000円。

© 株式会社財経新聞社